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2024年4月28日のブックマーク (2件)

  • <著者は語る>データの独裁許すな 『ヤバい統計 政府、政治家、世論はなぜ数字に騙(だま)されるのか』 統計学者 ジョージナ・スタージさん:東京新聞 TOKYO Web

    <著者は語る>データの独裁許すな 『ヤバい統計 政府、政治家、世論はなぜ数字に騙(だま)されるのか』 統計学者 ジョージナ・スタージさん 数字にはインパクトがある。「失業率5ポイント増」「外国人による犯罪件数が10万件増」。そう聞けば、誰もが不安を感じるだろう。しかし、疑問を持たずに、その数字を受け入れていいのだろうか。英下院図書館の上級統計学者、ジョージナ・スタージさんはあっさり否定した。「失業や犯罪の定義、さらには数え方で数字は変わる」 英国で失業の定義は30回以上も変わった。失業対策のアピールや失業手当の支給を抑えるために、政府が変えてきた。外国人の犯罪件数も排外的な人が数えれば、微妙な事案を犯罪に数えがちだ。同図書館の統計は世界で最も信頼度が高い部類だが、スタージさんは「数字を作るのは結局は人。適切に数えるのは難しく、不確かな統計で政策を誤らせたケースは枚挙にいとまがない」と肩をす

    <著者は語る>データの独裁許すな 『ヤバい統計 政府、政治家、世論はなぜ数字に騙(だま)されるのか』 統計学者 ジョージナ・スタージさん:東京新聞 TOKYO Web
    hharunaga
    hharunaga 2024/04/28
    「私たちは、政治家や識者、記者といった人たちに常に説明を求めて数字の透明性を高め、自分で考えて判断すべきだ」
  • <書評>『日本音楽の構造』中村明一(あきかず) 著:東京新聞 TOKYO Web

    神楽から民謡まで日の伝統音楽は従来「ハーモニーのない劣った音楽」とされてきたが、実は「全人類の宝」だというのが書の主張だ。 だが単純な「日すごい」ではない。作曲家、尺八奏者として世界各地で演奏し、米バークリー音楽大学などでも学んだ著者は、湿潤で傾斜地と森林の多い日の自然環境や労働環境、生活環境が独自の姿勢や呼吸法を生み、母音中心の日語が聴覚の優れた解析能力を育んだと分析。そのため日人は微小な音量や変化の聞き取りに長(た)け、倍音に敏感になって、それが日音楽の特徴を生んだとする。 小唄などで情感を込める時にわずかに音高と音量を下げ、速度を遅くすること、スズムシや風鈴の音を愛(め)でること、擬音語や擬態語が非常に多いこと、伝統芸能に多い「語りもの」には言葉と音楽の境界がないこと、外国起源の邦楽器も倍音が出やすいように改良されたことなどの例に加えて著者は、日人は自然の音や虫の音

    <書評>『日本音楽の構造』中村明一(あきかず) 著:東京新聞 TOKYO Web
    hharunaga
    hharunaga 2024/04/28
    “特徴として著者があげるのは(1)強調する時に大音量ではなく倍音を含む複雑な音響を用いる(2)他の芸能ジャンルと容易に融合できる(3)自由リズムや伸縮リズム、「間」が生まれる、など”。評:篠崎弘。