タグ

2025年3月8日のブックマーク (4件)

  • イーロン・マスク氏は西洋文明を「共感」から救いたい

    米上院の共和党議員らとの会を終えて連邦議会を後にするイーロン・マスク氏/KENT NISHIMURA/REUTERS/REUTERS (CNN) 米国民は依然として闇の中にいる。起業家のイーロン・マスク氏が政府効率化省(DOGE)を使ってやっていることは、どの領域にどれだけの規模で影響を及ぼすのか、誰にも分からない。DOGEは現在、政府のサイズを劇的に縮小し、1兆ドル(約147兆円)を超える水準での政府支出削減を目指している。 しかし何がマスク氏を突き動かしているのかについては、ある程度見通せる。つまるところそうした取り組みは、マスク氏の言う「文明が抱える自殺同然の共感」との戦いなのだ。 先月28日に配信されたポッドキャスト番組司会者、ジョー・ローガン氏との3時間のインタビューで、マスク氏は自らに深く根差した信条について語った。その根底にあるのは、民主党が正式書類のない移民を可能な限り受

    イーロン・マスク氏は西洋文明を「共感」から救いたい
    hharunaga
    hharunaga 2025/03/08
    “「西洋文明の根本的な弱さは共感だ。共感が付け込んでくる」…マスク氏は人類を救いたいとの願望を表明してきた。…マスク氏は今なお、危険に立ち向かうスーパーヒーローとして自らを捉えている。”
  • 書評『課税と脱税の経済史』マイケル・キーン、ジョエル・スレムロッド著 - 日本経済新聞

    書は、租税論の大家が過去数千年の税の歴史から現代と未来を照射する、きわめてエキサイティングな知的産物だ。読者は、著者たちの博識ぶりに舌を巻くだろう。だが、豊富な歴史的事実の収集が目的ではない。メッセージは意外にシンプルだ。税の歴史を潜り抜けてみると、現代の課税問題は過去にその先例をいくらでも見出(みいだ)すことができ、その質は意外に変わらないということだ。冒頭の「窓税」の事例は興味深い。

    書評『課税と脱税の経済史』マイケル・キーン、ジョエル・スレムロッド著 - 日本経済新聞
    hharunaga
    hharunaga 2025/03/08
    “現代の租税回避は海を越える。典型はタックスヘイブンだ。国家主権を前提とした現行の国際課税ルールはもはや役に立たない。真の問題は、「集団的主権」をどう分かち合い、行使するかにある”。評:諸富徹。
  • 書評『酒を主食とする人々』高野秀行著 - 日本経済新聞

    エチオピアには、酒を主とする人々がいるらしい。南部のデラシャとよばれる地域で、そんな生活がたもたれているという。この民族学的な報告とであった高野は、衝撃をうけた。好奇心もつのらせている。のみならず、現地へおもむき、実情をさぐりもした。これは、その調査紀行とも言うべき一冊である。現地では、じっさいに酒で栄養や水分をとる人々を、目のあたりにした。彼らは幼児もふくめ、朝から晩まで、パルショータと

    書評『酒を主食とする人々』高野秀行著 - 日本経済新聞
    hharunaga
    hharunaga 2025/03/08
    「(WHOによれば)飲酒は小量でも人体に有害である、と。だが、デラシャの人々に、さしたる健康被害はない。…まあ、往来を千鳥足で歩く幼児は、けっこう見かけるらしいのだが」。評:井上章一。
  • 書評『脂肪と人類』イェンヌ・ダムベリ著 - 日本経済新聞

    とかく脂肪は嫌われがち。肥満の要因になると敵視されたり、肥えれば節制や知性の欠如だと見られたりもする。しかし著者は、世論を一蹴。「脂肪は命そのもの」と賛辞を送り、その豊かな味わいと文化史、科学を解きほぐす。ヒトが進化するうえで脂肪は大きな役割を担ったという研究は有名だが、飢餓や厳寒をしのぐ効率的なエネルギー源でもあった。エスキモーはトナカイの脂肪を備蓄し、生の骨髄を啜(すす)って生き延びてきた

    書評『脂肪と人類』イェンヌ・ダムベリ著 - 日本経済新聞
    hharunaga
    hharunaga 2025/03/08
    “人間は脂肪を感じる味覚受容体を持ち、5番目の基本味「うま味」に次ぐ6番目「コク味」を感受する。とりわけ豊かな「コク味」をもたらすのは豚の脂肪だ”。評:平松洋子。新潮社。