「万博の華」のパビリオン、２０か国減の４０か国程度の見通し…返上の予定地は「芝生の広場」に【読売新聞】 ２０２５年大阪・関西万博で海外パビリオンの建設が遅れている問題を巡り、参加国が自前で建設する「タイプＡ」のパビリオン数が当初想定していた６０か国から４０か国程度に減る見通しであることがわかった。政府は、自前での工事のメ
日産が下請けに減額を強要、公取委が勧告へ…部品３０社以上で計３０億円
【読売新聞】 自動車部品を製造する下請け業者への納入代金を一方的に引き下げたとして、公正取引委員会が近く、日産自動車（横浜市）に対して下請法違反（減額の禁止）を認定し、再発防止などを求める勧告を行う方針を固めたことがわかった。違法な
聖火リレー「密集しないように」プラカードで呼びかけた市職員３人コロナ感染
【読売新聞】 鹿児島県霧島市は１日、東京五輪の聖火リレーで沿道の観客の整理を担当していた同市職員３人が、新型コロナウイルスに感染したと明らかにした。 同市では４月２７日に聖火リレーを実施。３人はいずれも、沿道で観客が密集しないよう呼
起源の物語…ベルナール・テセードル著 水声社 ６０００円
【読売新聞】 評・宮下志朗（仏文学者 放送大客員教授） 「名画の来歴」という。「来歴」とは人間ならば履歴書、由緒が正しくないと素性を疑われる。ところが、エロチックな絵画で存在が隠されていた場合、来歴は定かでなく、幻の作品は人々の好奇
死刑囚最後の日 ヴィクトル・ユゴー著 光文社古典新訳文庫 ９２０円…デリダと死刑を考える 高桑和巳編著 白水社 ３０００円
【読売新聞】制度の是非を問う…評・宮下志朗 仏文学者 放送大客員教授 現代のヨーロッパでは、死刑廃止はほぼ完了している。フランスはミッテラン政権下、政治主導で死刑を廃止したが、ユゴー『死刑囚最後の日』（一八二九年）は廃止論の先駆とし
『死者と菩薩の倫理学 冥顕の哲学１』 末木文美士著
【読売新聞】生と死の間を論じる どうすれば死者を語れるのか。そこから著者は書き起こす。死を語る哲学はこれまで数多くあったが、それらは死を捉え損ねていると著者は言う。なぜか。生と死、人間と超越者が二元的に対立すると哲学は想定し、死や
『フェミニスト・ファイト・クラブ』 ジェシカ・ベネット著 : ライフ : 読売新聞（YOMIURI ONLINE）
【読売新聞】ユーモアを込めた反撃 戦いに勝つ要諦は、「己を知り、敵を知ること」。それは古今東西の真実だが、ここでは現代に生きる女性の戦いの要諦が詰まっている。 本書は、女性が自身の可能性を発揮するためには、自分で自分をだめにしてしま
『親鸞への接近』 四方田犬彦著 評・苅部 直（政治学者・東京大教授） : ライフ : 読売新聞（YOMIURI ONLINE）
【読売新聞】絶対へのまなざし 「親鸞がきみに接近してきたのだ」。この本の冒頭近くにある言葉が、分厚い書物の全体にわたって、底流として流れている。「きみ」は表題どおり「親鸞への接近」を試みつつある著者自身。しかし、親鸞の側が「きみ」を
『アフター・ヨーロッパ』 イワン・クラステフ著 評・鈴木幸一（インターネットイニシアティブ会長ＣＥＯ） : ライフ : 読売新聞（YOMIURI ONLINE）
【読売新聞】ＥＵは生き残れるか 欧州における極右の台頭、そして「米国優先」という偏狭な政策を掲げるトランプ大統領の存在は、欧米社会を根底から危うくする「革命」と言ってもいい。リベラリズム、民主主義、寛容といった欧米が基盤とする「概念
『ワークデザイン 行動経済学でジェンダー格差を克服する』 イリス・ボネット著 評・三浦瑠麗（国際政治学者・東京大講師） : ライフ : 読売新聞（YOMIURI ONLINE）
【読売新聞】男女平等実現に向けて 女性の多くは知っているはずだ。大勢の聴衆を前にしたときの気が引けるあの感じ、自分がへりくだらなければと感じる「圧」。そうした謙虚さのせいで、多くの女性はリーダーシップを身に着けられないと思われてきた
「石破氏応援なら辞表書け」…農相に「圧力」か : 政治 : 読売新聞（YOMIURI ONLINE）
斎藤農相（石破派）は１４日夜、自民党総裁選を巡り、「安倍首相の応援団の一人から『石破氏を応援するなら（農相の）辞表を書いてからやれ』と言われた」と明かした。千葉市で開かれた石破氏支持の党員集会で語った。斎藤氏は「圧力は良くない。首相の発想とは思わないが、そういう空気は打破したい」と訴えた。
『踏絵を踏んだキリシタン』 安高啓明著 評・加藤 徹（中国文化学者・明治大教授） : ライフ : 読売新聞（YOMIURI ONLINE）
【読売新聞】 江戸時代、キリシタンではないと証明するために踏絵（ふみえ）を踏む「絵踏（えふみ）」の制度は、長崎と九州の一部の藩、および会津藩だけで行われた。絵踏の厳格さは時代や地域により温度差があった。絵踏の免除を特権的名誉として利
『武士の日本史』 高橋昌明著
【読売新聞】時代により異なる実像 「武士」といえば、チョンマゲをつけて刀を差し、華麗な殺陣で悪い奴（やつ）をやっつけるのが時代劇の定番である。ただし最近の時代劇は言葉遣いも現代風だし、小顔でほっそりした俳優にあわせて髪形や着付けもだ
『聖と俗 分断と架橋の美術史』 宮下規久朗著
【読売新聞】信仰と民衆芸術の融合 著者はカラヴァッジョ研究で知られる俊才。宗教改革以後、美術では聖俗の分断が生じたかに思われがちだが、やがて両者は深部で融合し、刺激しあって豊穣（ほうじょう）さへと向かうという視座を起点に、現代美術（
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『現代思想としての環境問題』１９９２年 佐倉統さん : 始まりの１冊 : 特集 : 本よみうり堂 : エンタメ・文化 : ニュース : 読売新聞オンライン
「日本の伝統」という幻想 藤井青銅著 柏書房 １５００円
『アメリカ左派の外交政策』 マイケル・ウォルツァー著
『社会学はどこから来てどこへ行くのか』 岸政彦、北田暁大、筒井淳也、稲葉振一郎著
『フランス人の性』 プラド夏樹著 評・森健（ジャーナリスト） : ライフ : 読売新聞（YOMIURI ONLINE）
『文系と理系はなぜ分かれたのか』 隠岐さや香著 評・坂井豊貴（経済学者・慶応大教授） : ライフ : 読売新聞（YOMIURI ONLINE）
