愛知県三河地方のご当地ラーメン「キリンラーメン」を販売する小笠原製粉(同県碧南市)は28日、商品名を変更し、新たな名称を募集すると発表した。約50年間親しまれてきた名称がなくなることを受け、同社には「寂しい」と惜しむ声が多く寄せられている。新名称の商品は10月ごろに発売予定。 同社は名称変更の理由を「大人の事情」としているが、キリンラーメンを巡っては、飲料大手「キリン」と商標権を巡りトラブルになっていた。こう…
林芳正文部科学大臣は29日の記者会見で、加計学園が総理と加計学園理事長が2015年2月25日に面会していたというのは「実際にはなかった面会を引き合いに出したものだ」と面会を否定する内容のファックスを報道機関に送付したことに対し、なぜ虚偽の報告を愛媛県や今治市に行ったのか、大学が地元自治体に虚偽報告しても事実関係や再発防止のための対応を文科省は問わないとする理解できない姿勢を示した。加計問題には消極的としか映らない。 林文科大臣は加計学園が出したコメントについて「加計学園から事前に連絡も相談も受けていない」としたうえで、「今の段階では文科省として加計学園に(このファックスについて)説明を求めることは考えていない」と、なぜか、大学が地元自治体に嘘の報告をしても真相も確認しない姿勢を示した。 林文科大臣は「加計学園が報道機関に対して行ったことは報道を通して知っている」としたうえで「加計理事長と安
安倍晋三首相と加計(かけ)孝太郎理事長の面会はうそだったという学校法人「加計学園」の主張は信用できるのか-。愛媛県の新文書には、二〇一五年四月に柳瀬唯夫首相秘書官(当時)が県などに国家戦略特区の活用を提案するまでの流れが矛盾なく記載されている。しかし、学園側の主張通り、首相と加計氏の面会がなかったとすると、一連の流れのつじつまが合わなくなることが本紙の分析で鮮明になった。 (池田悌一、中沢誠) 新文書には「加計学園からの報告」として、加計氏が一五年二月二十五日、安倍首相と面会した際、「そういう新しい獣医大学の考えはいいね」と言われたと記されている。だが、学園は今月二十六日、この面会は「実際にはなかった」と文書で主張した。
学校法人「森友学園」への国有地売却を巡り、財務省が決裁文書の改ざんを公表した今年三月十二日以降も、改ざんした別の文書を共産党に提出していた疑いが浮上した。問題の文書は、昨年二月に国有地の大幅値引きが発覚した後に財務省近畿財務局が学園の籠池泰典理事長(当時)と電話で協議した際の記録。「改ざん前の文書」を入手した共産党によると、籠池氏の報道対応についての記載が大幅に削られていた。 二十九日の衆院財務金融委員会で改ざんの疑惑を追及した共産党によると、協議記録は昨年二月十三日に近畿財務局が作成した。直前の二月九日に森友問題が初めて報道されたことを受け、財務局が籠池氏と電話でやりとりをした内容が記されていた。 共産党が今年四月に財務省から提出された協議記録は一ページで、新たに入手したものは四ページあった。「今日の取材対応について状況を確認させていただきたい」という財務局の質問に、籠池氏が「各社を前に
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く