インターネットで表示されたページに、以前検索したことのある商品などに関連した広告が出てきて、自分の個人情報の扱いが気になった経験はないだろうか。 去年は、フェイスブックで最大8700万人分の利用者の個人情報の流出が判明。便利なサービスと引き換えに、自分が知らないところにも情報が使われているおそれがあることを認識させられた。 こうしたなか、プライバシー保護を重視した新しいサービスが登場している。掲げるのは、GAFA(Google、Apple、Facebook、Amazon)への反旗だ。(経済部記者 野上大輔) AI=人工知能を搭載し、声だけで買い物や家電の操作ができる「AIスピーカー」。 グーグルやアマゾンなど各社が投入し、日本でも利用者が増えている。 各社は利用者が話しかけた情報を収集してAIで分析し、精度の高い動作を実現している。消費者が懸念するのは、自分たちの情報がAIスピーカーから会
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