本に関するhidamalarのブックマーク (19)

  • 榎宮祐さんのライトノベル「ノーゲーム・ノーライフ」が“体制崩壊を想起させる”として中国で出版中止 | おたくま経済新聞

    漫画家でありライトノベル作家の榎宮祐さんが、代表作「ノーゲーム・ノーライフ」が中国で出版中止になったことをTwitterを通じ明かしている。 【関連:言い逃れできない程酷似した「ワンピース」と「さくら×ツバサ」のブラウザゲーム発見】 今回出版中止が決定した「ノーゲーム・ノーライフ」は、“バトル出来ないファンタジー世界”をコンセプトに、戦争のかわりに“全てがゲームで決まる”という世界が描かれている。 舞台は架空の世界、そして特に中国批判をしている作品でもなければ、政治的思想の濃い作品というわけでもないのになぜ今回中止に至ったのか? それについて榎宮さんは、Twitter上で次の文書を画像として掲載。 <引用ここから> 第一巻作中において、ゲームではあるものの「すべての国に対して宣戦布告する…」「国境線を返してもらう…」等の表現がございます。他国に対して戦争を仕掛ける、また中国にとっての現在の

    榎宮祐さんのライトノベル「ノーゲーム・ノーライフ」が“体制崩壊を想起させる”として中国で出版中止 | おたくま経済新聞
  • ライトノベルのイラストは売上アップの特効薬ではない - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    昨日今日で話題になっている以下の騒動。 炎上作家、でした : 世界に愛を心には萌を 15分でわかった気になれる幾谷正氏の非公式宣伝活動と艦これ圧力の話 - Togetterまとめ 単純に言えば、作家がイラストレーターに販促を頼んだら断られた、という話なんですが、作家がものすごく精神的に追い詰められていて、それで事態が悪化・拡大してしまった、という印象を受けました。同情するけど擁護はできないという感じ。悲劇的ですね。 騒動の原因の一つとして「幾谷氏がイラストレーターに期待しすぎている」ということが挙げられると思います。 「イラストレーターのファンが少しでも買ってくれたら」くらいの気持ちだったら分かるんですけど、ブログを読むかぎり、「有名イラストレーターでないとまったく勝機がない」というほどまで思い詰めていて、その考えを編集者やイラストレーターに押し付けてしまったようです。 「ライトノベルはイ

    ライトノベルのイラストは売上アップの特効薬ではない - WINDBIRD::ライトノベルブログ
  • 女のいない男たち by 村上春樹 - 基本読書

    村上春樹最新短篇集。場所も立場も語り口も変わってぎゅっと詰まった要素を堪能できるので短編が好きだ。タイトルになっている『女のいない男たち』は単に短篇集の中のひとつからタイトルをもってきただけではなく、この短篇集全体をつらぬくひとつのテーマ、視点になっている。むさ苦しい男たちばかりが出てきて汗臭い物語を展開するのかと思いきや、全編さまざまな形で女を失った男たちをウェットに描いていくのだ。男の精神的な脆さがさまざまなシチュエーションで味わえる短篇集になる。 まあ男と女の関係もいろいろあるものだと当たり前のことを読みながら思う。そりゃ人間の間のことなのだからいろんなことがある。出張から一日早く帰ってきてみたらが男とベットインしていた、だったり、癌が発覚してずっと連れ添うと思っていた、相性の良い相手が、あっという間に離れ離れになってしまったり。として関係を結ぶのではなく、不特定多数の相手とドラ

    女のいない男たち by 村上春樹 - 基本読書
    hidamalar
    hidamalar 2014/05/19
    『現実の中に組み込まれていながら、それでいて現実を無効化してくれる特殊な時間、それが女たちの提供してくれるものだった。』
  • 図書館の魔女 by 高田大介 - 基本読書

    メフィスト賞受賞作。つまりはデビュー作になるが、20年書き続けてきた作家の総決算そしてそこから先へみたいな迫力が感じられる異常な傑作だ。そして何よりも、長い。分厚すぎてもって読むのが大変。外に持ち歩くなんてとんでもないというレンガである。いくら枚数制限がないことが特徴の賞だとはいえ、1400ページを超える大作を送りつけるのはよほどの馬鹿かよほどの自信家だろう。 せっかく書いたが送る場所も無いし、という謙虚な人の可能性もあるか。その長さにも関わらず、書は無駄に感じられるようなこともなく、とんでもなく面白い。長いからゆっくり読もうとか考えていたら、読み始めたら止まらずに一気に読み通してしまった。それでも十時間以上かかったけど……。どうせ内容を刈り込みきれなかったぐだぐだな展開が続くのだろうといった心配は杞憂である。ひたすら図書館のごとき言葉の迷宮に入り込んで思う存分迷えばよい。 しかも良質

    図書館の魔女 by 高田大介 - 基本読書
  • ライトノベル『僕は友達が少ない』第10巻は6月発売! 予約開始 - テンプルナイツ

    HOME > エンタメ > ライトノベル > ライトノベル『僕は友達が少ない』第10巻は6月発売! 予約開始 2月に実写映画化したライトノベル『僕は友達が少ない』第10巻の発売が突如決まった。発売日は6月6日。Amazonでも早速予約受付がスタートしている。あらすじは下記。 慰安旅行がきっかけで、隣人部は生徒会主催のクリスマス会の準備に関わることになる。隣人部の面々がそれぞれ他の部員や生徒会メンバー、その他の生徒達との仲を深めていくなか、柏崎星奈はついに気づいてしまう――。 「もしかしてあたしって……人望ないのかしら」「いまさら!?」とツッコみながらも小鷹は星奈に協力し、自らも“気で”変わることを決意する。そしてついに、リア充界最大の祭典、クリスマスが訪れるのだが……。 大人気残念系ラブコメディ、激動の第11弾。少年少女達の気持ちが複雑に交錯する聖なる夜、今度こそ当に、三日月夜空、復活

    ライトノベル『僕は友達が少ない』第10巻は6月発売! 予約開始 - テンプルナイツ
  • ノーゲーム・ノーライフ 6巻 - 基本雑記

  • 人に本を贈ることの難しさについて - 基本雑記

    贈りものとしてを選ぶことは、できることなら選びたくない選択肢のひとつだ。 べ物であれば話は簡単。相手に届いて、もし仮にそれが相手にとっていらないものであったり苦手なものであったとしても(あまり多くはないと思うが)、その場合それを他人にあげるなり捨てるなりして「おいしかったですよ」といっておけばいい。それ以上の答えなど誰も期待していない。捨てる手間、渡す手間はあれ、プラスになることがなかったとしても、マイナスになることもない。好きだろうが対して好きではなかろうがべてしまえば一瞬でなくなってしまう、お互いの間に好意のみが残る、幻のようなものだ。 これがとなると読まずに捨てるというのは少々難易度があがってしまう。仮に「読んだよ」とだけいったとしてもその時相手が期待するのは「で、どうだったの」であり裏のあらすじだけ読んで話をふくらませることも、出来る人は出来るだろうが、慣れない人には難しい

    人に本を贈ることの難しさについて - 基本雑記
  • 男子高校生で売れっ子ライトノベル作家をしているけれど、年下のクラスメイトで声優の女の子に首を絞められている。 - 基本雑記

  • 脳と機械をつないでみたら――BMIから見えてきた (岩波現代全書) by 櫻井芳雄 - 基本読書

    これは良書。書名にあるBMIとはBrain Machine Interfaceの頭文字をとった略称で、脳で機械を直接操作するシステムのことを主に指している。 これにより自身の身体が動かせなくても自身の分身のように機械を自在に動かせるようになったり、パソコンのマウスを手を使わずに動かせるようになったりするといった効果が期待されている。実質これが完璧に動作すれば、100キロ離れていようが1000キロ離れていようが四肢があろうがなかろうが遠くの物体を思うがままに操作できるようになるのだからまさにSFのような事態である。 ただまったくのSF的事態ではなく──とここからが書の題。「いったいBMIって、いまどれぐらいのことができて、なにがわかっているの?」それについてごくごくわかりやすい説明と全体的な俯瞰で「限界」と「展望」を同時に示してくれる。特にこの分野、人目をひきやすいだけにキャッチャーな表

    脳と機械をつないでみたら――BMIから見えてきた (岩波現代全書) by 櫻井芳雄 - 基本読書
  • いかにしてラノベは厚くなったか

    そういえば現在では、300ページを超えるラノベは珍しくもなんともないどころか、むしろ300ページは超えていないと物足りないぐらいに思う人が多いはず。 ラノベを厚くしたのは、なにを隠そう「星くず英雄伝」だったりします。 20年ほど前には、「厚いのダメ絶対。売れなくなるから」というのが定説となっていました。 1990年代の前半くらいまでは、ラノベはすべて256ページ近辺でした。 300ページを超えているは数冊程度。 皆無でこそないものの、それらは新人賞を獲った一冊目で分冊不可でやむなく、とかいう特殊事情があるでした。 それを覆してみせたのが「星くず英雄伝」です。毎巻300ページをぶっち切っていて、そして売りあげも出して、「絶対売れない」という常識を見事に覆してみせたわけです。 そうしたら「なんだ。厚くても売れるんじゃん」てなことになりまして……。 300ページ超えがだんだんとタブーではなく

    いかにしてラノベは厚くなったか
  • “ガンパレ”芝村裕吏氏,初の書き下ろし長編小説「マージナル・オペレーション 01」が刊行。芝村的世界観の原点に迫るロングインタビュー

    “ガンパレ”芝村裕吏氏,初の書き下ろし長編小説「マージナル・オペレーション 01」が刊行。芝村的世界観の原点に迫るロングインタビュー ライター:マフィア梶田 カメラマン:田井中純平 1234→ 『マージナル・オペレーション 01』 著者:芝村裕吏 イラストレーター:しずまよしのり 星海社FICTIONS 価格:1260円(税込) →Amazon.co.jpで購入する 「高機動幻想ガンパレード・マーチ」(以下,「ガンパレード・マーチ」)などを手掛けたことで有名なゲームデザイナー・芝村裕吏氏による初の書き下ろし長編小説「マージナル・オペレーション 01」が,星海社から2012年2月20日に刊行された。 作は30歳のニートである主人公が民間軍事会社に就職し,戦術オペレーターとして中央アジアの戦場で軍事的才能を開花させていく……というストーリー。戦術オペレーター独特の俯瞰視点で描かれるリアルな戦

    “ガンパレ”芝村裕吏氏,初の書き下ろし長編小説「マージナル・オペレーション 01」が刊行。芝村的世界観の原点に迫るロングインタビュー
  • 考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則 - 基本読書

    先日⇒古賀史健『20歳の自分に受けさせたい文章講義 (星海社新書)』 - 基読書 このについて書いたけれど、せっかくだからオススメの文章である『考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則』を紹介しようと思う。主にコンサルタントや、報告書のようなビジネス向けの文書を書く人に向けて書かれただけれども、「人に伝わりやすい文章を書く」為に必要な「構成」に注目したとしてこれ以上のものは読んだことがない。 最初に浮かぶ疑問はなぜ文章術で「構成」に注目しているのだろうか? 構成を変えるだけでよくなるのか? というところ。これに対して書は、わかりにくい文章はこの世にたくさんある。書くこと自体に対する練習不足もあるだろうし、推敲不足もあるだろうし、読みにくい文体のせいでもあるかもしれない。一方でその実もっともポピュラーな原因はまさにこの「構成」にあり、またこの「構成」は一般法則がある

    考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則 - 基本読書
  • 思考と行動における言語 - 基本読書

    書の目的は、読者の前に、われわれが話し手または聞き手として言語的コミュニケーションの機構を使い、またはそれに使われている形の幾つかを示そうとしたものである。こうした機構をいかにあつかうことを望むか、それは読者の選択次第である。 僕が今まで何冊のを読んできたのかはわかりませんが、3000〜4000冊ぐらいかな? こうした冊数に特に意味はありませんが、その上で聞いていただければ、ことノンフィクション、思考を深めてくれる分野において、この『思考と行動における言語』は最もピカーな一冊だと思います。読んでいると非常に役に立つ。それは思考の枠組み、考えるときにつかう言語のルールについて考えるだからだろう。我々はいかにして考えているのかというもっとも根源的なテーマなのです。 文法を学ぶのではなく、伝達文の内容と目的を学ぶのです。なぜ我々は、そのコンテンツを伝達しなければならないのか、またいかにして

    思考と行動における言語 - 基本読書
  • 荒木飛呂彦論: マンガ・アート入門 (ちくま新書) by 加藤幹郎 - 基本読書

    優れたジョジョという漫画シリーズについて大ファンである著者がその魅力を解き明かしていく構成。あらかじめ言っておくと、完全なではない。いちいちここで一つ一つ指摘していくこともしないが、取り上げられるポイントにどうも納得いかないところがあるしこじつけか著者の妄想じみているところも多い。全体的な割合でいえば面白いと思ったのは2割ぐらいで、あとは疑問が浮かんだり2割の部分の繰り返し部分だったりで占められている。紹介するか迷ったが、「もっとこういう作家論が出てほしいな」という思いがあったので、一応書いておこうと思った。以下目次。 はじめに 第一章 波紋とは何か、スタンドとは何か 第二章 差異と反復の主題系 第三章 「奇妙な」杜王町空間 第四章 革新的な漫画スタイル変様 第五章 美術史観点から芸術漫画を読む 第六章 岸辺露伴と荒木飛呂彦 第七章 二元論を超えて おわりに あとがき 第一章では親子関係

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  • 論理トレーニング101題 by 野矢茂樹 - 基本読書

    多くのとーしろがゴミみたいな文章を発信して、普通にネットを見ていると否が応でもそれを目にせざるを得ない今日この頃、文章の中の論理を見極め詭弁を見極め文章に一体全体どれほどの説得力があるのかを見抜く力を育てるのは急務であることはいうまでもありません。人々は他人の言語と一緒に自分の言語にたいしても習慣として批判的な目線を持つべきです。 論理哲学論考をこの前読んで久しぶりに野矢さんの存在が頭に浮かび上がってきて読み返したこの【論理トレーニング101題】。このは結構凄い。論理の破綻を見抜く、論理的に筋の通った文章を書くことは基的に暗記するものではなく何度も実践し絵がうまくなっていくが如しに自分の身体に馴れさせていく側面があります。 なんていうか論理なんてあんまり意識したことないと思うし、クソの役にも立たないと思う側面もある。それでも言葉が一定のルールで成り立っている以上そこには構造がある。枝葉

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  • 不格好経営―チームDeNAの挑戦 by 南場智子 - 基本読書

    売れているビジネス書なんかクズばかりだし、経営者のなんか胡散臭くて読んでられるか! と全力でスルーしていただったが読んでみれば意外と面白い。 DeNA事業の宣伝はうざったいし妙な演出が気になるけれどアホみたいな方法論を偉そうに並べ立てたりせず経営上の失敗談とうまくいった時は自分のがんばりというよりかはその時々のキーパーソンを立てる方法で好感が持てる。さんざんな書き方だけど経営者が書いたにろくなもんがないからこれはじゅうぶん素晴らしい部類。 特に偉そうじゃないところがいいね。偉そうに勝ち続ける経営などというお笑い草な方法論を語ったを出した後大敗北して会社からあっという間に追い出された人間みたいなのが経営者の中にはいっぱいいるからなおさらそう思う。子育てだと一人育てたぐらいだと子育て論語る人もいないのに、経営だと一社経営したぐらいで途端に経営論を語り始める人間がいるのがとても不思議だ。

    不格好経営―チームDeNAの挑戦 by 南場智子 - 基本読書
  • 呼鈴の科学 電子工作から物理理論へ (講談社現代新書) - 基本読書

    原子また原子、環また環と、論理の鎖はきたえられていく。いくつかの環はあまりに性急に、あまりにか弱くつくられたためにこわれ、そして、よりよき細工におきかえられる。しかしいまや、大いなる現象はすべて知られ、その輪郭は正しく確かにえがかれて、腕ききの画家たちがその余白をうめつつある。この講義を修得する子どもは、火についてアリストテレス以上に理解する。──『ロウソクの科学』序文 W・クルックス 『ロウソクの科学』で著者のファラデーはたった一のロウソクの身の上話を続けていくことで科学のいろいろな分野に目を広げていく。この宇宙をまんべんなく支配する現象、その理屈へ、ロウソクからつながっていくのだ。ファラデーの講演は物の名前を教えることには重点をおかない。徹底的に「世界はどうやって動いているのか」について解き明かしていってくれるものだった。 吉田武さんによる『呼鈴の科学』は『ロウソクの科学』の精神に学

    呼鈴の科学 電子工作から物理理論へ (講談社現代新書) - 基本読書
  • 小説のタクティクス (単行本) by 佐藤亜紀 - 基本読書

    創作物と受け手がそれを受容した時、その快楽はどこから、いかにして生まれるのかを解説してみせた佐藤亜紀『小説のストラテジー (ちくま文庫)』 - 基読書の続編が書『小説のタクティクス』になる。記述の運動によっていかにして読み手の応答を引き出し、どう組織化し形態を与え、より大きな快を与えることが出来るかが「戦略」だとするならば、タクティカル、戦術とはいったいなんなのか。この問いについては、なんらかの反応を引き出すことを小説の目的だとしたときに、状況に応じて入れ替える「中身」「様式」が書で取り扱う「戦術」にあたる。 書は小説のタクティクスといいながらもその中で取り上げられているのは多くが絵画や彫刻、あるいは映画といった小説以外の表現物だ。それでも同じように人間が創りあげ、他者にそこから何らかの反応を引き出そうとする目的においてはすべては共通しており(カメラを使うのか文章を使うのか石を使う

    小説のタクティクス (単行本) by 佐藤亜紀 - 基本読書
  • 佐藤亜紀『小説のストラテジー (ちくま文庫)』 - 基本読書

    文庫化されたので読んでみたら、これが創作と受け手側が交わった時、どのように「快楽が発生するのか」といった分析や、フィクションが他者に伝わるとはどういうことかを分析した「記述と物語の関係」、また「物語はどの程度必要なのか?」といった原理的な問いが語られていて、その内容がいちいち腑に落ちた。佐藤亜紀さん自身現役の小説家でありながらこういうことが書けるのは凄いなあ。 文学が何を伝えようとしているのかと、それを端的に表せば音楽で言うところのリズム、響き、旋律、あるいは反復により現れる全体の構造、そうした「形」であると書ではいいます(後述しますが、記述の運動といいます)。『文学も例外ではありません。人に何か伝えようとするなら、わかりやすく箇条書きしてチラシにでも書いて配れば充分でしょう(それさえも文学であり得るとは思いますが)』 これはたしかにいつも考えていることだ。「社会へ訴えたい」ことがあるん

    佐藤亜紀『小説のストラテジー (ちくま文庫)』 - 基本読書
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