小説に関するhidamalarのブックマーク (2)

  • 魔法科高校の劣等生13巻 - 基本雑記

    買ってきて帰りの電車の中で読み終わった。 話の導入が強引でなんだか前年と同じ展開が繰り返され、長い長い序章という微妙な一冊に……。短編で補完するといっていたが、前年とほとんど同じ内容を短編化されても意味がない。達也くんというのはあまりにも能力が高過ぎるのはいいとしても感情移入のフックになる「弱さ」の描写がほとんどないキャラクタである。立ち位置的には「既存の制度から正当に評価され得ない才能」としてのキャラクタではあるものの、既存の制度に正当に評価され得ない部分はほとんど霞んでしまってみえない。二部になって立場的なところも、周囲の評価も、マイナス面では掻き消えてしまった。 その点についていえば、初期コンセプトが崩れ始めている。そしてピンチの演出方向性がずっと変わらない。国家レベルの陰謀も、街を巻き込んだ戦争も、既に1年目で経験済みとなった今、次なる方向性は基的に「もっとすごい陰謀を進行させる

    魔法科高校の劣等生13巻 - 基本雑記
  • 「伊藤計劃以後」の耐えられない軽さ - 脳髄にアイスピック

    http://d.hatena.ne.jp/naoya_fujita/20140323/1395596751 「伊藤計劃以後」という言葉が嫌いである。毛嫌いしている。 正確には「伊藤計劃以後」という言葉を使う批評家連中が嫌いである。 理由を挙げようとすると色々出てくるのだが、端的に言うとその「雑さ」が腹立たしい。 独自性を持つそれぞれの作家をまとめて「伊藤計劃以後」とひとくくりにしてしまう杜撰さ、のサブタイトルにまで使っておきながら「伊藤計劃以後」という言葉をろくに定義づけもしないまま援用する適当さ、人の死を贈与扱いし、さらに死者の遺志を読みとって色々と好き勝手に代弁してしまう無神経さ。 その雑な手つきにとことんうんざりする。 出版社がの帯に「伊藤計劃」の四文字を入れたがるのはわかる。伊藤計劃をきっかけにSFを知り、次に手に取る作品を探す読者には最適だろう。 作家の生涯ばかりにフォー

    「伊藤計劃以後」の耐えられない軽さ - 脳髄にアイスピック
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