福井県にある敦賀原子力発電所の断層を半年に渡って検証してきた国の原子力規制委員会の専門家会議は15日、「2号機の真下を走る断層は活断層である」という報告書を最終的に取りまとめました。 国の指針では原子炉の真下に活断層があることを認めておらず、事業者が専門家会議の見解を覆せない限り敦賀原発2号機は運転ができなくなり、廃炉に追い込まれる可能性があります。 福井県にある敦賀原発の断層について検証してきた原子力規制委員会の専門家会議は15日午後、会合を開き、まず、事務局の原子力規制庁の職員が「2号機の真下を走る断層は活断層である」という報告書について説明をしました。 そして、報告書は最終的に取りまとめられました。 国の指針では原子炉の真下に活断層があることを認めておらず、日本原子力発電が専門家会議の見解を覆すデータを示せない限り敦賀原発2号機は運転ができなくなり、廃炉に追い込まれる可能性があります