使っていたお財布のボタンが緩んで、意図しないときに開くようになってしまったので、前日、お財布を新調しました。 選んだのは、経済産業大臣指定伝統的工芸品に認定されている「甲州印伝」の長財布です。 「甲州印伝」とは 1987年に、経済産業大臣指定伝統的工芸品に認定された「甲州印伝」は、熟練の職人の技でいぶされて自然な色に仕上がった鹿の革に、これも熟練の職人によって、漆で模様が付けられた、鹿革と漆の特性を巧みに融合させた美しい風合いの素材です。 その独特の風合いをもつ素材を使って、印鑑ケースや携帯ストラップをはじめ、財布やカードケース、ショルダーバッグやトートバッグなど、様々な商品が作られています。 甲州印伝の印傳屋 江戸時代から続く老舗 印伝細工を行うところは江戸時代には数件あったそうですが、現在に残ったのは印傳屋さんだけなのだそうです。 以前は、印伝細工の「技」の継承は、代々印傳屋の家長だけ