中国の浙江省杭州市にある高等学校では、生徒の授業中における注意力を監視するため、顔認識技術を採用しているという。教室正面にある3台のカメラが30秒ごとに学生の顔をスキャンして「悲しい」「反感」「怒り」「幸せ」「恐れ」「中立」といった学生の感情を測定する(THE EPOCH TIMES、Slashdot)。 感情は各クラスごとに記録され、数値化されて教師にだけ見えるように表示される。ある数値が悪化すると十分な注意を払わない生徒として認定される。また「注意を払わない」学生のリスト化もされるのだという。 この技術は今年の3月末から導入されており、Zhang Guanchao副学長によると、このデータは教師が授業方法を変えるための参考にしているという。