「日本のマンガの豊かな多様性を支えてきた一人」 坂田さんは2021年3月12日、第24回文化庁メディア芸術祭の功労賞を受賞した。新潟市の文化振興に関わる「諸事業を有機的につなぐ結節点」として長年尽力してきたことが、贈賞理由として挙げられており、審査委員の表智之さんは「日本のマンガの豊かな多様性を支えてきた一人として、その功績を讃えたい」と評している。 そんな坂田さんが2021年7月、J-CASTニュースのインタビューに応じた。 ――坂田さんは1983年から続く同人誌即売会「ガタケット」を運営しながら、新潟市のマンガやアニメに関する取り組みに協力しておりますが、どういう経緯で「ガタケット」発足に関わったのでしょうか。 坂田文彦さん(以下同)「1982年に地元の新聞で、アニメ同好会の活動が報じられていていました。この同好会は同人誌も作っていて、今後も活動を広げていきたいと意気込んでいました。僕
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