自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる事件を受けて、岸田派は、岸田総理大臣の意向を踏まえ解散することを正式に決めました。 岸田総理大臣が、みずから会長を務めていた「宏池会」=岸田派を解散する意向を示したことを受け、岸田派は23日、都内の派閥の事務所で臨時の会合を開きました。 冒頭、事務総長を務める根本元厚生労働大臣は「岸田総理大臣から解散の相談を受けたとき政治への信頼回復に向けた覚悟を感じ、了解した」と述べました。 出席者からは「岸田総理大臣がほかの派閥に先立って解散を表明したことは、党改革で重要な意味を持つ」といった意見や「岸田派で得たきずなを大事にしたい」といった声が出されました。 そして、解散への異論は出ず、岸田派は解散することを正式に決めました。 「宏池会」は、1957年に池田勇人元総理大臣が創設した名門派閥です。 池田氏以降、大平正芳、鈴木善幸、宮沢喜一、そして岸田総理大臣と5
Published 2024/01/23 17:31 (JST) Updated 2024/01/23 17:48 (JST) 【エルサレム共同】イスラエル軍が地上侵攻するパレスチナ自治区ガザで昨年12月以降、A型肝炎の患者が急増していると、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)が23日までに明らかにした。A型肝炎はウイルスに汚染された水や食べ物の摂取などで感染するケースが多く、UNRWAの清田明宏保健局長は「A型肝炎の流行は衛生環境の悪化を反映している」と指摘する。 昨年12月中旬以降、ガザでUNRWA運営の診療所などで黄疸の症状を訴えた患者のうち15検体を調べたところ、14検体からA型肝炎ウイルスが検出された。主な症状は黄疸のほか、発熱や体のだるさで、劇症化すると死に至ることもあるという。
Published 2024/01/23 12:25 (JST) Updated 2024/01/23 12:43 (JST) 交流サイト(SNS)で知り合った女子中学生に「泊まらせてあげるから会おう」と約束してわいせつ目的で会ったとして、警視庁少年育成課は23日までに、わいせつ目的面会要求の疑いで、愛知県豊橋市、私立大3年杉原佑郎容疑者(22)を逮捕した。警視庁によると、昨年7月新設の同罪を巡り、実際に面会した容疑での逮捕は全国初。 逮捕容疑は昨年10月、女子中学生が16歳未満だと知りながらSNSで面会を要求するメッセージを送り、東京都大田区のJR蒲田駅構内で会った疑い。 杉原容疑者は「わいせつ目的ではなく、話を聴いてあげようとしただけ」と否認している。
Published 2024/01/23 11:39 (JST) Updated 2024/01/23 11:55 (JST) 【ロサンゼルス共同】メキシコのバルセナ外相は22日、中南米からメキシコ経由で米国に押し寄せる不法移民を巡ってブリンケン米国務長官と19日にワシントンで会談し、移民を輸送する中南米企業へ両国が制裁を行うことなどで合意したと明らかにした。米政府が移民に対する南部テキサス州の「差別的な措置」を注意深く監視していくことも確認した。 メキシコ国境を経由して米国移住を図り、米税関・国境警備局に拘束されたり退去させられたりした人は昨年9月までの1年間で約247万人に上り、記録的な高水準が続いている。移民問題は今年11月の米大統領選では争点の一つとなる。
Published 2024/01/23 06:40 (JST) Updated 2024/01/26 13:20 (JST) 国際的に活躍する建築家坂茂さん(66)が代表を務めるNPO法人「ボランタリー・アーキテクツ・ネットワーク(VAN)」が、能登半島地震の被災者のため金沢市に設置された避難所に、紙管と布を組み合わせた間仕切りを設置した。避難所でプライバシーを確保すると同時に、感染症のまん延を防ぐのに役立つと期待されている。 金沢市の「額谷ふれあい体育館」には、石川県輪島市南志見地区の住民らの一時的な避難所が開設され、22日時点で110人超が寝泊まりする。体育館いっぱいに整然と白い布の間仕切りが広がり、住民らは人目をあまり気にせず、中で思い思いに時間を過ごしていた。
アメリカはタリバン復権を後押しし、アフガニスタンの民意もそれを支えた 民主化が失敗した理由は何か。これからどうなるのか【アフガン報告】6回続きの(3) イスラム主義組織タリバンの復権は劇的だった。アフガニスタン駐留米軍が完全撤退する直前の2021年8月15日、タリバンは首都カブールに入城し、9月には全土制圧を宣言した。民主政府初代大統領のハミド・カルザイ(65)は、アフガン駐留に意義を見いだせなくなったアメリカがタリバンと和平合意を結んで復権に「ゴーサイン」を出したと信じている。だが復権の理由はそれだけではない。民間人を巻き添えにする対テロ軍事作戦が民主政府への信頼を傷つけ、結果的にタリバン支持を膨らませた。(敬称略、共同通信=新里環、木村一浩) 誇り高い戦士たちは戦後、国造りを怠り目の前の大金に手を付けた 民主化が失敗した理由は何か。これからどうなるのか【アフガン報告】6回続きの(2)
Published 2024/01/23 00:06 (JST) Updated 2024/01/23 00:23 (JST) 「ジャニーズ性加害問題当事者の会」の代理人弁護士が22日、「SMILE―UP.(スマイルアップ、旧ジャニーズ事務所)」の性加害問題に対する補償を巡り、被害者の逸失利益や弁護士費用も含めるよう求める要請書を、スマイルアップが設置している被害者救済委員会に提出したことを明らかにした。 要請書では、海外の賠償事案を参照するよう求めた上で「被害者の身体の健康の被害、逸失利益、被害者の近親者の損害、弁護士費用も加算した、同水準の金額の補償を行うように強く要請する」とした。 被害者救済委は元裁判官の弁護士で構成する。
大阪大学昨年の国公立大学2次試験前期日程で大きな話題を集めたのが、大阪大学外国語学部インドネシア語専攻だ。募集定員10人に対し、志願者数は10人とまさかの倍率1・0倍に。結果、受験生10人全員が合格し、SNSなどで「旧帝大で全入なんてあっていいのか」などと騒然となった。 この年の国公立大学前期日程の確定志願倍率は、文部科学省によると、2・9倍だった。少子化で大学全入時代はそう遠くない将来に実現するといわれて久しいが、国公立大学人気は健在。だからこそ、全員合格の倍率1・0倍という現実を目の当たりにし、「今年、受験したい」と考えた人もいたかもしれない。 今年の志願者数はまだ確定していないが、大学や学部の志願者数が1年おきに増減する「隔年現象」が起きることも考慮しなくてはならない。受験生の心理として、前年に高倍率だった大学・学部を敬遠する傾向にあるため、倍率が高い年と低い年を交互に繰り返すことが
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く