第1回 なぜ、小泉首相は地滑り的勝利を収めたか 経済アナリスト 森永 卓郎氏 2005年10月1日 「恋は盲目」の状態に陥った選挙民 「ユーフォリア」 日本語では陶酔的熱狂といえばよいだろうか。先日の総選挙で、小泉自民党が圧勝した理由は、これ以外にどうしても思い当たらない。 衆院選挙開票・笑顔で花をつける小泉首相 満面の笑みで当選確実者の花をつける小泉純一郎首相(中央)。左は武部勤幹事長、右は与謝野馨政調会長(東京・永田町の自民党本部) (写真提供:時事通信社。なお同写真およびキャプションについて、時事通信の承諾なしに複製、改変、翻訳、転載、蓄積、頒布、販売、出版、放送、送信などを行うことは禁じられています) ユーフォリアは、非合理的かつ非経済的な行動である。集団で起きると戦争にもなりかねない。けっしていいことはないのだが、しばしば起きてしまう。 ユーフォリアが起き
2005年09月25日 「ポスト小泉」の政局を読む(前編):谷垣禎一と大宏池会 カテゴリ:カテゴリ未分類 さて、「かみぽこ政治学」です。 総選挙も自民大勝に終わり、 ようやく永田町に日常が戻りつつある 今日この頃、(苦笑) 永田町の人々の興味は 「ポスト小泉争い」 に次第に移っているようだ。 小泉首相の発言も、 郵政以後のポスト小泉争い を意識したものとなっている。 9月12日の記者会見で小泉首相は、 「私の後の総裁、首相に 意欲を持っている方がかなりおり、 できるだけ活躍の場が与えられるよう 配慮していかなければならない」 と発言した。 (以上、「毎日新聞」より) この小泉首相の発言ね、 みんなあんまり気にしてないみたいだけど、 これ、結構重大なのである。 なぜなら内閣総理大臣・自民党総裁として 組閣や党役員人事の話をする時に ここまで踏みこんだ発言をしたのは、 実は過去ないはずなんだよ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く