自民党本部の食堂メニューで提供されたクジラの竜田揚げ(左)とクジラキーマカレー=19日午前、東京・永田町の自民党本部(酒巻俊介撮影)
【北京=西見由章】日本のビジネスホテルチェーン大手のアパグループが運営するアパホテルの客室に、「南京大虐殺」や「慰安婦の強制連行」を否定した書籍が備えられていることに対し、中国外務省の華春瑩報道官は17日、「日本国内の一部勢力は歴史を正視しようとしない。正しい歴史観を国民に教育し、実際の行動でアジアの隣国の信頼を得るよう促す」と述べた。中国外務省が日本の民間の言論にまで批判の矛先を向けるのは異例だ。 華氏は「強制連行された慰安婦と南京大虐殺は、国際社会が認める歴史的事実であり、確実な証拠が多くある」と主張した。 この問題はアパホテルに宿泊した中国人と米国人の男女が12日、中国版ツイッター・微博で書籍について指摘し、中国国内のネット上で非難の声が上がっていた。中国共産党機関紙、人民日報系の環球時報は、日本で営業している中国の旅行社がアパホテルの取り扱いを中止したと報じた。
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【ワシントン支局】米大統領選は8日、投開票され、共和党のドナルド・トランプ氏(70)が民主党のヒラリー・クリントン前国務長官(69)を破り、第45代大統領に就任することが確実となった。AP通信が9日報じた。 大票田のフロリダ州をはじめ激戦地のオハイオ州などを制し、獲得選挙人数でクリントン氏を上回ることが確実となった。 共和党はブッシュ前政権以来、8年ぶりの政権奪還。初の女性大統領誕生と民主党の3期連続政権を阻止した。
安倍晋三首相は19日午前の衆院予算委員会で、民主党の中川正春元文部科学相が「安倍首相の睡眠障害を勝ち取りましょう」と発言したことについて「人権侵害だ」と激怒した。 民主党の西村智奈美氏は、平成24年の衆院選で初当選した自民党議員に相次ぐ不祥事や、丸山和也参院議員の「米国は黒人、奴隷が大統領」などとする発言を取り上げ、「自民党のおごりの体質そのものだ」と批判した。 首相は当初「国民の信頼をなくすことのないよう、政治家一人一人が自らを律していかなければならない」などと冷静に答弁していたが、重ねて丸山氏の発言を追及されるうちにボルテージを上げた。 首相は「睡眠障害」発言を持ち出し「睡眠障害に悩む人にとって大変な発言だ。しかも、私をそういう状況に陥れようと考えているんですか、民主党のみなさん。これは人権問題だ。私にだって家族がいる。『お前を病気にしてやろう』と民主党で決意している。文科相をしていた
ラーメン店の対応に腹を立て、店に約3時間居座ったとして兵庫県警明石署は8日、不退去容疑で同県明石市の会社員の男(32)を現行犯逮捕した。男はギョーザから提供するよう注文したが、ラーメンが先に出てきたため激怒。店長と口論になり、店に居続けたとして逮捕された。ラーメンブームの中、食べ方にこだわるのもいいが、やり過ぎはいけません。 ラーメンが先か、ギョーザが先か、それが大きな問題だった。 男の逮捕容疑は、8日朝、明石市内のラーメン店で男性店長(33)から再三退店を求められたにもかかわらず、約3時間にわたり店に居続けた疑い。 酒も入っていて… 明石署によると、男性は8日午前4時ごろに来店し、ギョーザとラーメンを注文。その際にギョーザを先に出すように頼んだ。しかし、店長が先にできたラーメンを出したところ、男は激怒、「順番が違う」などと言いがかりをつけはじめた。 店側は明石署に通報、すぐに署員が駆けつ
119番を受ける神戸市消防局のオペレーターら。およそ救急出動が必要ないケースも多いといい、救急車の出動件数は過去最多のペースで増加している=神戸市中央区 神戸市内で今年、救急車が出動した件数が、6日に5万3千件を超えたことが、神戸市消防局への取材でわかった。昨年より2日速いペースで、過去最多だった昨年(7万8393件)を上回り、8万件を記録する勢いという。中には「蚊に刺された」「日焼けした肌が痛い」など緊急性が低い救急車の要請もあるという。市消防局は「安易な119番に配慮し、救急車を適正に利用してほしい」と呼びかけている。 市消防局によると、救急車の出動件数は、平成20年から6年連続で増加。高齢化が進み、1人暮らしのお年寄りが増えたことなどが原因とみられるが、近年は緊急性が伴わない不適正な119番が目立つ。だが、市消防局では出動要請を受けた際、不測の事態に備え、救急車を現場に向かわせ、救急
東京都大田区の石原慎太郎元東京都知事の自宅で、インターホンを鳴らして逃げる“ピンポンダッシュ”の被害が相次いでいたことが13日、警視庁田園調布署への取材で分かった。同署は、12日夜にインターホンを鳴らして立ち去ろうとした男性から任意で事情を聴き、ストーカー規制法違反の疑いもあるとみて調べている。 同署によると、男性は板橋区に住む30代の派遣社員。ピンポンダッシュを繰り返したことを認め、「石原元都知事の大ファンで会いたくて来た」「夜間突然押しかけて怖い思いをさせてすみません」などと話しているという。 7月以降、石原元都知事宅のピンポンダッシュは少なくとも4件あり、同署が相談を受けていた。
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