思わず首をかしげてしまった。「大きな人権」と「小さな人権」が存在するというのである。この表現は、自民党が憲法改正草案を解説するために作成した冊子「改正草案Q&A」の中で見つけた。大災害などの緊急時には「生命、身体、財産という大きな人権を守るため、小さな人権がやむなく制限されることもあり得る」というのだ。そもそも人権は大小に分けることができるのだろうか。【江畑佳明】 この記事は有料記事です。 残り2649文字(全文2833文字)
思わず首をかしげてしまった。「大きな人権」と「小さな人権」が存在するというのである。この表現は、自民党が憲法改正草案を解説するために作成した冊子「改正草案Q&A」の中で見つけた。大災害などの緊急時には「生命、身体、財産という大きな人権を守るため、小さな人権がやむなく制限されることもあり得る」というのだ。そもそも人権は大小に分けることができるのだろうか。【江畑佳明】 この記事は有料記事です。 残り2649文字(全文2833文字)
毎度毎度続発が止まらない、ツイッター等のソーシャルメディアによる、業務上知り得た情報のなぐり書き事件。今そんなことを起こせば自らの職を失うどころか、ネットで公開処刑される、なんてことがなぜ理解出来ないのか不思議ですが、こうした流出事件の背景に、若者のITリテラシーの劣化と、それに対応出来ていない企業のリスク管理があります。 大学生の就職関係セミナーや講演、個人相談で驚くことが、最近の若者のIT能力の劣化です。大学生でまともにパソコンを使いこなせない、という冗談のような話が現実に起こっています。この理由はシンプルで、ガラパゴス携帯により、ほとんどパソコンがなくとも用が足りてしまう日本のIT環境に原因があると思います。 仕事をしている方ならおわかりのように、仕事で普通に求められるPC能力はたかが知れています。おそらくマトモに解説本を読んだり、ネットのガイドを読んだりするだけで、基本操作はわか
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