民主党の枝野幹事長は、鳩山元総理大臣が、ロシアが併合したクリミアへの訪問を検討していることについて、訪問を中止すべきだとする談話を発表しました。 これについて、かつて鳩山氏が所属していた民主党の枝野幹事長は10日、談話を発表し、「鳩山氏は民主党を離党して2年近くが過ぎており、今回の行動を含めその言動について、民主党は一切関知するものでない」としています。 そのうえで、「日本政府は、ロシアによるクリミア編入を『一方的な併合で国際法違反』として認めておらず、民主党もこの立場を支持する。総理大臣経験者が、ロシアの査証でクリミアを訪問することは、日本の立場について誤解を与え、ロシアに利用されるおそれもあり、軽率とのそしりを免れない。鳩山氏は、クリミア訪問を中止すべきだ」としています。 また岸田外務大臣は10日朝、閣議のあと記者団に対し、「仮に鳩山氏がクリミアを訪問することになれば、ロシアによる一方