中国・広州で開かれた第16回アジア大会(11月12~27日)で、囲碁が初めて競技種目に加わった。男女団体戦、「ペア碁」と呼ばれる混合ダブルスの計3種目。日本はトップ棋士10人(男性6人、女性4人)を派遣し全種目に参加したが、メダルは男子団体戦の銅1個だけ。韓国は金3、銅1、中国は銀3、日本と台湾が各銅1。“囲碁大国・日本”も今は昔。韓国、中国に大きく水をあけられた。帰国した大竹英雄監督は「各種目でメダルを取ってほしかった。ファンの皆様にわびないといけない」とつらそうに振り返った。私は、日本が伝統文化としての囲碁をひきずりながら、勝ち負けが第一のスポーツ大会に参加してしまったことが敗因だと思う。 「あんなのは碁じゃない」「吐き気をもよおした」--。二つの“事件”に日本チームから反発の声が漏れた。 ◇勝利至上主義で“反則”も横行 優勝候補の中国と韓国が対戦した20日の混合ダブルス。終盤で負けが
【北米総局】米紙ウォールストリート・ジャーナルなどによると、アサンジ氏は1971年、オーストラリア東部クイーンズランド州生まれ。1歳の時に母親は地方を巡る劇団監督と結婚し、14歳までに37回の引っ越しを経験した。 両親は徹底した反権力主義者で、「権威に対する不健全な敬意を染み込ませる」との信念から学校教育を否定し家で通信教育などを通じて学ばせた。16歳だった87年にコンピューターを買ってもらうと自らモデムを接続し、コンピューターネットワークを使いこなしたという。その後暗号を解読してさまざまなサイトに侵入することに興味を覚え、数人のハッカー仲間と米国防総省などへの侵入を繰り返した。 メルボルンの大学で数学や物理を学んだ。一緒に働いた経験を持つ研究者は「非常に有能で、倫理や公正、政府が何をすべきかに強い関心があった」と振り返っている。 18歳で結婚したが、20歳の時に、カナダの通信会社のシステ
【ベルリン小谷守彦】内部告発サイト「ウィキリークス」で公表された駐ベルリン米国大使の本国への報告で、独政界中枢の情報源だった人物が、ウェスターウェレ副首相兼外相の秘書事務所長だったことが判明。スパイまがいの情報漏えいとして、連立与党の威信を揺るがす騒動に発展している。 与党自由民主党の内部調査で発覚した。問題の人物、ヘルムート・メッツナー氏(41)は2009年10月の与党連立発足にともなう与党間協議でのメルケル首相の発言などを詳細に通報。フィリップ・マーフィー米大使はその情報をクリントン米国務長官に複数の秘密電文で報告し、情報源について名前は伏せながらも、連立交渉の記録係で自民党内の「若く、向上心のある政党信奉者」だと説明していた。 秘密電文は、ドイツ国内に配備された米戦術核の扱いについても報告。ウェスターウェレ氏が核全廃を強く主張したもののショイブレ財務相が「対イランで抑止力となっている
「閣僚名簿で汚職疑惑のないのは1人だけ」「閣僚の信任投票で議員が賄賂を要求」。内部告発ウェブサイト「ウィキリークス」が入手した米外交公電はアフガニスタンで広がる数々の汚職疑惑をあぶり出した。米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)などが3日までに報じた。 在アフガン米大使館はことし1月の公電で、予想される新内閣のメンバーを紹介。ラヒミ農相について「賄賂の疑惑のない唯一の大臣とみられる」と評した。 一方、閣僚は議会の腐敗を指摘。保健相を務めたファテミ氏は米外交官に「議員が1人1000ドル(約8万4000円)で信任投票の票を取りまとめると提案してきた」と述べた。 別の公電によると、昨年10月、当時のマスード第1副大統領がアラブ首長国連邦に入国した際、現金5200万ドルを携帯していたため、当局から取り調べを受けた。現金の出どころは不明のままという。 汚職疑惑は政界にとどまらない。昨年11月の公電は、
【ロンドン笠原敏彦】内部告発サイト「ウィキリークス」の創設者、ジュリアン・アサンジ氏の処遇が関心を集めている。現在、英南部に「潜行」しているアサンジ氏は、スウェーデンでの性犯罪容疑で国際指名手配されており、英警察当局が手配に応じて同氏を拘束するかどうかが焦点だ。 ウィキリークスによる米外交公電の暴露が続く中、米政府などがアサンジ氏への法的措置を検討しているが、同氏にとって当面の「危機」は性犯罪での国際指名手配だ。英BBC放送などによると、スウェーデン当局は3日、11月18日に出した強姦(ごうかん)容疑などの逮捕状に不備があり、英当局から照会を受けて逮捕状を出し直した。 不明瞭なのは「性犯罪」容疑の中身。被害を訴えたのはスウェーデン女性2人で、アサンジ氏が8月の同国滞在中に知り合った。同氏は強姦容疑を否定して「同意の上」での関係だったと主張。スウェーデン当局が事情聴取を求めている。この件をめ
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