SESで働いているけど、客先から直接指示を受けています。これって違法ですか?:「訴えてやる!」の前に読む IT訴訟 徹底解説(58)(1/5 ページ) 契約外の作業だけどやってください、契約の金額内でね――IT訴訟事例を例にとり、システム開発にまつわるトラブルの予防と対策法を解説する人気連載。今回は、「請負」「派遣」「SES(System Engineering Service)」、そして「偽装請負」について考える。
コマンドプロンプトからWSLのプログラムを呼び出す Windows 10に「WSL(Windows Subsystem for Linux)」をインストールすると、Linux向けのプログラム(バイナリファイル)をそのまま実行することができる。 例えばテキストデータの処理では、awkやsed、tr、cut、sort、uniq、~grep、head、tail、……など、非常に多くの「定番」と呼ばれるツールが利用されるが、Windows OSではsortぐらいしか用意されていなかった。また文字コードがUTF-8になると、標準のWindows OSのツールだけではほぼどうしようもない。これまでは、ほとんどの場合、こうしたツール類をWindows OS向けに誰かがリリースしてくれるのを待つしかなかった。しかしWSLを利用すれば、これらのツールがそのまま利用できるので、入手に悩む必要はない。 具体的な
Windows 10に搭載されたLinuxサブシステムにおける、Windowsプログラムとの連携や日本語処理機能を検証する:Windows 10 The Latest(1/3 ページ) Windows OS上でLinuxプログラムの実行を可能にするWindows Subsystem for Linux(WSL)が正式版になった。その概要やWindowsプログラムとの連携、日本語の扱いなどについて見てみよう。 連載目次 Windows OS上でLinuxプログラムの実行を可能にするWindows Subsystem for Linux(WSL)について、今回はWindowsプログラムとの連携や日本語関連の扱いについて注目してみる。 正式版になったWindows 10 Fall Creators UpdateのWSL環境 Windows 10のFall Creators Update(以後Wi
WSL(Windows Subsystem for Linux)とは? Windows 10ではLinuxのプログラムを実行可能にする「WSL(Windows Subsystem for Linux)」が利用できる。当初、このWSLは実験的なβ版(当時の名称は「Bash on Ubuntu on Windows」)として提供されていたが、Windows 10 バージョン1709(ビルド16299)以降では正式なOS機能の一つとなっている。 現在ではLinuxシステムとの互換性も向上した他、Microsoft Store経由でのインストール、Ubuntu以外のディストリビューションの提供、コマンドプロンプトからWSLのコマンドを呼び出し可能になるなど、機能も向上している。 Linxu環境をエミュレーションするWSL WSLはWindows OS上でLinuxの実行環境を実現するサブシステムで
Windows Defenderによるウイルス対策、どこまでできて何ができないか?:Windows 10 The Latest(1/3 ページ) Windows OSに無償で付属するWindows Defender。アンチウイルス/マルウェア対策ソフトウェアとして、どのような機能を持つのか、サードパーティー製ソフトウェアと比較してどう違うのかを確認する。 Windows Defenderによるウイルス対策、どこまでできて何ができないか? Windows Defenderは、Windows標準のウイルス対策ソフトウェアで、将来にわたり無料で利用できる。一方で、ウイルスバスター(トレンドマイクロ)やマカフィーリブセーフ(マカフィー)、ノートンセキュリティ(シマンテック)など、有料版のソフトウェアも多数市販されている。パターンファイルやウイルスチェックエンジンなどの定期的な更新が必要なため、有料
マネジメント層から見ると、「ITはなぜこんなに金が掛かり、面倒が多いのだろう」という印象になりがちです。こうした状況を打開する技術の1つとして、ITの世界ではいま「サーバ仮想化」が話題になっています。サーバ仮想化は、IT部門の人たちだけではなく、経営トップの方々にこそ考えていただきたい問題だともいえます。「そうはいっても、何がメリットなのか分からない」とお思いの方に、「5分で分かる! サーバ仮想化のメリット」をお届けします。 サーバ仮想化とは、単一のサーバをあたかも複数のサーバであるかのように使える技術のことです。サーバ仮想化では、単一のサーバ機の上で、アプリケーションだけでなく、コンピュータの基本ソフト(OS)の部分までを含めて複数に分割して動作させることができます。このOSからアプリケーションまでを含めた「仮想サーバ」は、単一のサーバ上で動いていてもお互いに悪影響を及ぼしません。ある仮
いまさら聞けないElectronとは Electronは、クロスプラットフォーム向けのデスクトップアプリを開発できる、オープンソースソフトウェア(OSS)の開発プラットフォームです。HTML、CSS、JavaScriptといったWebフロントエンド技術を使って開発できるという特徴があり、Node.jsとChroniumで動作する、WindowsやMac(OS X)、Linuxなどのデスクトップ向けアプリを開発できます。 Electronは米GitHubが開発しており、「Atom」「Slack」「Visual Studio Code」などメジャーなデスクトップアプリで使われています。 2016年5月11日、Electronのメジャーバージョン「1.0」が公開されました。また、Electron製アプリの検証やデバッグなどを行うことができる「Devtron」のメジャーバージョン「1.0」、テステ
新たにWindows OSが登場すると、たとえ自分自身が当面使わないとしても、プライバシーやセキュリティといった点は気になるところだ。例えば、他人が使っているWindows 10のせいで自分(あるいは自社や自分の家庭など)のセキュリティが脅かされるのは、誰しも避けたいだろう。 本TIPSでは、Wi-Fiネットワークのセキュリティに関わるWindows 10の新機能「Wi-Fiセンサー(Wi-Fi Sense)」の注意すべき挙動と、セキュリティ上の対策についてシステム管理者の視点で解説する。 ●Wi-Fiセンサーとは何か? Wi-Fiセンサーをひと言で説明するなら、Wi-Fiネットワークの接続情報をWindowsユーザー間で共有することで、Wi-Fi経由のインターネットアクセスをもっと簡単にするための機能だ。 Wi-Fiセンサーの機能は次の2つに大別される。 不特定多数からの接続を許可してい
社会を率いているリーダーは、いつの時代にも存在する。しかし、そのリーダーたちの顔ぶれは、毎年異なる。ここ数年、世界で注目されているリーダーの顔ぶれはどのように変化してきたのか。 社会を率いているリーダーは、いつの時代にも存在する。しかし、そのリーダーたちの顔ぶれは、毎年異なる。ここ数年、世界で注目されているリーダーの顔ぶれはどのように変化してきたのか。その移り変わりについて、漠然と想像することは可能だが、具体的に説明することは難しい。しかし、多くの活躍するリーダーの姿を間近で見てきた元日本マイクロソフト会長、現慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科 古川享教授は、その変化を明確に示す。 今回は、2013年11月下旬から12月初旬にかけて古川氏が登壇した2つのイベントで語られた内容を合わせてレポートする。イベントは、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科が主催した講演会「メディアイノベー
IIJ、ビッグデータ蓄積・利用のワンストップサービスを正式提供開始:トレジャーデータとテーマは同じ IIJは2015年3月2日、ビッグデータの収集・蓄積・解析のための環境をワンストップサービスとして提供する「IIJ GIOストレージ&アナリシスサービス」を、正式提供開始した。 インターネットイニシアティブ(IIJ)は2015年3月2日、ビッグデータの収集・蓄積・解析のための環境をワンストップサービスとして提供する「IIJ GIOストレージ&アナリシスサービス」を、同日に正式提供開始したと発表した。トレジャーデータのサービスと同じ方向を目指していると考えられる。 IIJは、「IIJ GIOストレージ&アナリシスサービス」を、2014年11月以降、試験サービスとして提供してきた。これまではクラウドストレージサービスのみだったが、保存したデータをBIツールなどで活用できる「解析オプション」を追加
IBMが脳からヒントを得た「ニューロシナプティック・コア」を持つ半導体を正式に発表。量産化のめどがたったことで、「ニューロシナプティックスーパーコンピューター」の実現が期待される。 米IBMは2014年8月7日(現地時間)ニューロシナプティックコンピューターチップ「IBM SyNAPSE」を正式に発表した。製造はサムスン電子の28nm製造プロセスを採用している。リアルタイムオペレーション時の消費電力は70ミリワット。100万個のプログラム可能な「ニューロン」と2億5600万個のプログラム可能な「シナプス」、そして毎秒毎ワット460億の「シナプティックオペレーション」を実現する。 SyNAPSEは、われわれがよく知るノイマン型コンピュータとは全く異なるアーキテクチャを採用しており、スケーラビリティにおいては実質的に無限の拡張性を持つものになる。一方、アーキテクチャが全くことなることから、その
Googleアカウントに限らず、オンラインサービスのアカウントには重要かつプライベートな情報が保存されることがよくある。それにこっそり何者かがアクセスして情報を抜き出している、という事態は誰しも避けたいところだ。 本Tech TIPSではGoogleが提供しているセキュリティ対策機能を利用して、何者かが自分のGoogleアカウントにアクセスしていないか、その痕跡をエンドユーザーでも洗い出せる方法を紹介する。絶対に確実とはいえないが、調べないで放置しておくよりはるかに安全だろう。小まめにチェックしていれば、不正アクセスの「前兆」に気付く対策としても役立つはずだ。 まずはWebブラウザを開いて、対象のアカウントでGoogleにログインしておく。特記しない限り、Webブラウザを使うマシンはWindows/Mac/LinuxなどのPCでも、Android/iPhoneといったモバイルデバイスでも、
「バブル期の日本」と「シリコンバレーなう」の共通点:プログラマ社長のコラム「エンジニア、起業のススメ」(10)(1/2 ページ) シリコンバレーでは今、二流エンジニアたちがオフィスの卓球台の周りで多忙ぶりを嘆き合っている。その姿はまるで、バブル時代のニッポンのサラリーマンのようだ。 連載目次 私が初めて日本に来たのは、1980年台後半のバブル全盛期だった。 誰も彼もがジュリアナで踊り、「『NO』と言える日本人」が話題だった。日本車や日本製の電化製品が世界市場を席巻し、西側諸国は日本の労働市場に羨望(せんぼう)のまなざしを向けていた。日本人従業員は教育レベルが高く、規律正しく、信じられないほどの働き者として有名だった。 労働現場の実態 その勤勉な国で働くことになり、私がどんなに困惑したか、あなたに想像できるだろうか? 私が働いていたのは、日本の大手IT企業だった。同僚たちは9時の定時前に全員
1分――デスクトップ仮想化/VDIの概要と歴史 デスクトップ仮想化とは、クライアントPCのデスクトップ環境をサーバー上で稼働させる仕組みです。「クライアント仮想化」や「VDI(Virtual Desktop Infrastructure)」と呼ばれることもあります。 デスクトップ仮想化を使うと、クライアントPCの環境を別のPCやタブレット端末に映し出せるので、いつでもどこでもデスクトップ環境を実行できる利便性の高さに注目が集まっています。 デスクトップ仮想化技術は2008年ごろから存在していますが、近年この技術を支えるサーバー/ネットワークの技術が大幅に進展したことにより、投資対効果の高い技術として急速に普及しています。 シンクライアントとデスクトップ仮想化の違い デスクトップ仮想化が登場する以前のシンクライアントは、Windows Serverの標準機能を利用したターミナルサービス方式が
「セーフモード」でも起動できず、「システムの復元」も利用できないWindows PCは、「システム回復オプション」の「コマンドプロンプト」で何とかしましょう。 連載目次 原因を特定できたら、その原因を取り除く 前回は、Windows PCのローカルディスクにインストールされている「システム回復環境」(Windows Recovery Environment:WinRE)、あるいはWindowsのインストールDVDメディアから起動するWinREや「Windowsプレインストール環境」(Windows Preinstallation Environment:WinPE)の「コマンドプロンプト」を使用して、正常に起動できなくなったWindows PCのレジストリをオフラインで編集してシステムエラー発生時の既定の動作を変更したり、オフラインでイベントログを参照したりする方法を紹介しました。 トラブ
2回にわたって「セーフモード」や「セーフモードとネットワーク」でトラブルを解決する方法を説明してきましたが、セーフモードですら起動できなくなってしまったPCには、どう対処しましょうか。 連載目次 なんとなく原因が分かっているPCの起動失敗 毎月恒例のWindows Updateを実行してPCを再起動したら、あるいは新しいアプリをインストールしてPCを再起動したら、正常に起動しなくなったという場合、PC初心者ならきっと途方に暮れてしまうでしょう。 よく見ると何か青い画面が一瞬表示されるものの、延々と再起動を繰り返したり、あるいはようやく起動しても画面が真っ黒いままでマウスが反応しなかったりといった症状です。Windowsがスタートアップ環境を自動修復しようとして失敗し、それを永遠に繰り返しているように見えるかもしれません。しかし、筆者個人の経験では、ソフトウェア的なシステム変更が原因のWin
PowerShell DSCによるプッシュ型展開(中編):PowerShell DSCで始めるWindowsインフラストラクチャ自動化の基本(1/2 ページ) Windows OSの設定や構成変更を簡単に、そして確実に行うことができるPowerShell DSC(Desired State Configuration)。今回はDSC Local Configuration Managerの概要とプッシュ型の展開方法について解説する。 連載目次 前回は、PowerShell DSCの概要について紹介した。中編と後編では、実際にPowerShell DSCで任意のConfigurationをノードに対して展開する方法を具体的に紹介する。今回は、DSC Local Configuration Managerの概要とプッシュ型の展開方法について解説する。プル型の展開方法については、次回の後編で解説
PowerShell Desired State Configuration(DSC)とは(前編):PowerShell DSCで始めるWindowsインフラストラクチャ自動化の基本(1/2 ページ) Windows OSの設定や構成を変更する場合、GUIの管理ツールを使うのが一般的である。だが台数が多かったり、構成変更や以前の構成への復旧などが頻繁だったりするとGUIでは非常に面倒だし、間違いもしやすくなる。こんな場合はPowerShell DSCを使ってインフラ構築作業を自動化するとよい。 連載目次 標準でGUI管理ツールを備えているWindows Serverでは、さまざまな設定・構築作業をGUIを通して手軽に実行できる。その半面、手動作業が必要なため、設定・構築に時間がかかったり設定を元に戻すのに手間が掛かったり、さらには複数のサーバーを同一の構成にそろえるのに苦労したりしがちだ。
漢字を使う言語のうち、約50万文字をカバーするOSSフォントを、アドビとグーグルが発表。日本語タイプフェイスはアドビのフォントデザイナーが担当、漢字拡張はイワタが行った。 米アドビシステムズとグーグルは7月15日、日本、韓国、中国の3カ国語に対応したオープンソースの新しいフォント「Source Han Sans」を共同開発したと発表した。 Source Han Sansは日本語と韓国語で使う全ての文字と、中国語の繁体字および簡体字を網羅し、Source Sans系のラテン文字、ギリシャ文字、キリル文字も含まれる。合計で50万文字をカバーし、オープンソースで提供するフォントとしては過去最大規模になる。 日、中、韓の3カ国で使われる文字は、元は中国の同じ文字を起源としながら各言語によって違うバリエーションがある。開発に当たっては、それぞれの違いに対応して美観を保ちながら包括的なフォントとして統
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