1 そんなわけで。CUBEのADV「夏ノ雨」を終えた。 点数で言うと68点くらい。今思うと原画に印象深いものがなかった。兼清みわもカントクも嫌いではないけど、パッとせず。HシーンはCUFFS系列らしい危うい淫靡が漂っていてよかった。 エロゲー批評空間の各レビューで「タイトルは『夏ノ雨』だけど雨が重要なモチーフとして使われるでもなく、なんだかなあ」と言われてて、これは僕も結局わからなかった。タイトル画面も青空だし。OPムービーの葛藤シーンとEDムービーの冒頭は雨降ってたけど、作品に一貫して雨のイメージがあったとは言えないなかった。 2 理香子。よく苦悩しては家出する難儀な娘。中盤以降、彼女の方から求めることが多々あり、「彼に……抱いてもらってる時が、一番安心できたの」などという台詞からも不安定な精神気質が伺えたが、何とか持ち直した。共通ルートで開き直って「私はあなたのお姉ちゃんなんだから」と