1991年夏に『るんるん』に掲載された、武内の読み切り漫画『コードネームはセーラーV』を原案に、講談社と東映の合同によるメディアミックス企画としてスタートした。基本設定は全メディアミックス共通だが作品ごとに内容が異なり、原作漫画はラブロマンス要素が強く、主人公の前世から続く恋と戦いを描いたメルヘン風SFとなっている。 同年末、少女マンガ誌『なかよし』の1992年2月号から原作漫画の掲載が開始され、連載第1回から読者アンケートでトップを取るなど順調に人気を伸ばした。『なかよし』の読者メイン層である小学校4年生~中学生の女の子がファンの中心だった。連載開始から間もない1992年3月、テレビアニメの放送と同時にファンの層は上下の世代へと拡大し、『なかよし』読者の増加につながった[1]。 1993年に『なかよし』の発行部数が205万部突破した頃の看板作品であり[2]、連載開始と同時にテレビアニメ化