箱根登山鉄道、富士急行、大井川鐵道、叡山電鉄、南海電気鉄道、神戸電鉄の6社は4日(金)、「全国登山鉄道‰(パーミル)会」を結成した。 南海電気鉄道が呼びかけ、登山鉄道の性格をもつ5社が参加した。加盟した各社は、箱根登山鉄道が80パーミル、富士急行が40パーミル、大井川鐵道が90パーミル、叡山電鉄が50パーミル、南海電気鉄道が50パーミル、神戸電鉄が50パーミルと、急こう配の区間を持つ。なお、パーミルとは、鉄道でこう配の程度を示す単位。例えば40パーミルは、水平距離1000mに対し40mの垂直距離のこう配を示す。 今後、共同でキャンペーンを実施し、スタンプラリーや記念きっぷの企画など、それぞれの沿線への旅行を呼びかける。結成翌日の5日には、南海電気鉄道の難波駅で、6社の社員がチラシやパンフレットを配布した。