設計ツールとしてのモックの使い方について考える。 導入 先日、"Mock Roles, not Objects"の日本語版「ロールをモックせよ」を公開しました。この論文は2004年に書かれたもので、著者はSteve Freeman氏、Nat Pryce氏、Tim Mackinnon氏、Joe Walnes氏という豪華メンバーです。また、Steve Freeman氏とNat Pryce氏は『Growing Object-Oriented Software, Guided by Tests (Addison-Wesley Signature Series (Beck))』(いわゆるGOOS)の著者でもあり、"Mock Roles, not Object"で語られている思想はGOOSのベースになっているとも言えます。 今回は、この"Mock Roles, not Objects"(以下、MRnO
UserAgent判定ライブラリはCPANに数多くあるし他の言語でも似たようなものだと思うが、ライブラリや言語をまたがって一致した結果を返してくれるようなものは存在しない(と思う)。が、特にHadoopを使うようになってJavaの事情をある程度無視できなくなってくると、これがたいへん問題に思えてきた。Javaで書かれたUserAgent判定ロジックが欲しいが、普段書くコードはJavaではない*1ので、他の言語でも全く同じように判定してくれるライブラリが欲しい。結果が食い違っていたり、新しいUserAgentを判定したいときに片方だけ対応されて片方は置き去りになったりすると大変困る。 ということで、作った。v0.1.0。現状ではJavaとPerlの実装がある*2。 https://github.com/tagomoris/woothee https://github.com/tagomori
http://ycombinator.com/rfs9.html RFS 9: ハリウッドを殺せ ハリウッドは全盛期を過ぎた。(カメラフィルムやタイプライターのような)普通の産業なら穏かに20年ほどかけて停滞していくだろう。しかし、これは普通の産業ではない。この産業を動かす連中はかなり意地悪で政治的コネクションも強いので、堕ちていく過程で市民の自由や世界経済にかなり打撃をあたえうる。だから、彼らの終焉を早めた方がいい。 映画やテレビと競争するスタートアップに融資したい理由の一つがそこにあるが、これが主な理由ではない。このようなスタートアップに融資する理由は世界をSOPAのような法律から守るためではなく、SOPAがハリウッドが死にかけているという事実を我々に気付かせたからだ。このような手段を使うということは死にそうだからに違いない。もし映画やテレビが伸びつつあるなら、彼らはその成長に意識を集
第二回 shinagawa.redmine勉強会で「数千人が利用する楽天Redmineの過去と未来」を発表させていただきました。資料はSlideShare、SpeakerDeckで公開しております。QAの時間が取れなかったため、質問などがあればTwitterでもなんでもご連絡ください。 数千人が利用するRedmine 来月、第3回RxTstudyでもRedmine事例の発表させていただくのですが、品川Redmineはシステム視点、RxTstudyではタスクマネジメント視点で資料を作りました。 はじまりは、使われてないサーバ上に作った仮想VMを使っていました。ユーザ数も少なかったので、WEBRickを利用し、ポートを分けることで複数Redmineを構築していました。WEBRickが固まることがあったので、cronで一日一回夜間に再起動して運用していました。 自分のグループで使ってみようという
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