日本音楽著作権協会(JASRAC)と韓国音楽著作権協会(KOMCA)は21日、昨年12月に韓国・ソウルで音楽著作権の相互管理契約を調印したことを踏まえ、さらなる交流を図るためのパートナーシップ共同声明の調印式を東京都千代田区のホテルで開いた。同声明は、戦前に日本で制作された韓国音楽作品の音盤などの資料調査などが盛り込まれており、すでに同調査を開始したという。 パートナーシップ共同声明に調印するJASRAC会長の船村徹氏(左から2人目)とKOMCA会長の池明吉(チ・ミョンギル)氏(手前) KOMCAはJASRACと同様、韓国において音楽著作権の信託管理を行う唯一の団体。JASRACとKOMCAは昨年12月10日、相手国の音楽著作権を自国において管理するための相互管理契約を韓国・ソウル市で締結した。実際の管理業務は今年1月1日から開始。JASRACが同契約を結んだ団体が属する国は、韓国が82カ