東京地方裁判所は18日、株式会社エコリカの詰め替えインクカートリッジに対するセイコーエプソン株式会社の販売差し止め請求について、エプソンの請求を棄却する判決を行なった。 エプソンは2005年12月7日に、エコリカのインクジェットプリンタ用詰め替えインクカートリッジを「特許権を侵害するもの」として提訴。販売差し止めと損害賠償を求めていた。エコリカはエプソンが申し立ての根拠とする特許について、2006年5月に特許庁から「特許無効の審決を得た」と発表している。 一方、エプソンは判決について、「5月の特許無効審決をもとにしたと思われるが、同審決は9月29日に知的財産高等裁判所で取り消され、特許庁でも再審理を行なっている」と、権利の有効性を主張。今回の判決を知的財産高等裁判所に控訴した。「今後の審理において、正しく主張が反映されるものと確信している」とコメントしている。 ■ URL エプソン htt
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