◇革新アイコン継承者は=ジョブズが経営権を奪われて退いた1985年以降、アップルは破産危機に直面するなど深刻な状況を迎えた。それだけジョブズの存在感は大きく、その空席は予測するのが難しい。 サムスン経済研究所のイム・テユン研究員は「短期的に今後5-6年はシステムが作動するためアップルの位置づけに大きな変化はないだろうが、長期的には問題が生じるかもしれない」と説明した。また「アップル内部からスターCEOが出てくる可能性よりも、グーグルのラリー・ペイジ、フェイスブックのマーク・ザッカーバーグがジョブズの‘革新アイコン’イメージを引き継ぐとみられる」と予想した。 アップルのiPhoneとグーグル・サムスンが主導するアンドロイド陣営、マイクロソフトのウィンドウズフォン陣営が形成している三角地図も変化する可能性がある。短期的にはアンドロイド陣営の市場シェアが高まると予想される。ジョブズが他界したうえ