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ブックマーク / phenotex.hatenadiary.org (10)

  • 高校生のための現代思想エッセンス-ちくま評論選 - 入試過去問と著作権を考えるblog

    著作権の問題によって現代文の問題集や過去問集のいくつかが書店から姿を消していく中、新たな潮流とも言うべき動きが出て来ている。 これまでに僕は書き下ろしによる文章集についての提案を行なってきたが、それに近い形で編集されたを見つけたのでここに紹介する。 「ちくま評論選―高校生のための現代思想エッセンス」 このは大学の先生の書き下ろしではなく、既存のから抜粋する形で編集されているものの、僕の理想と考える、今後の時代に相応しい文章集であると思う。 堀江敏幸、黒崎政男、西垣通、斎藤環、斎藤美奈子、吉見俊哉、多木浩二、内田樹、大橋洋一、川田順三、野矢茂樹、大澤真幸、茂木健一郎、福井憲彦、小浜逸郎、永井均、小池昌代、上野千鶴子、尼ケ崎彬、竹田青嗣、前田愛、若林幹夫、石原吉郎、丸山真男、藤田省三、西谷修、北田暁大、東浩紀、見田宗介、岡真理、市村弘正、大江健三郎 このに収録された筆者の名をあげてみた

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    himagine_no9 2007/06/19
    ちと読んでみたい気も。
  • 「芸術」の利用と「営利」の利用は別物? - 入試過去問と著作権を考えるblog

    以前に、センター評論文第1問を各所から「削除」に至らしめた別役実氏が著作権の保護期間の延長に対して「慎重論」の立場から団体を結成した件を取りあげた。 http://d.hatena.ne.jp/phenotex/20061110 僕は入試での使用について厳しい立場を取っている別役氏の行動と、この保護期間への慎重論という点に違和感を感じ上記の記事とした。(「マスコミ不信日記」さんや、「エンドユーザーの見た著作権」さんでも、とりあげられている。) この件についての別役氏の見解が「日ビジュアル著作権協会」のwebに掲載されている。 http://www.jvca.gr.jp/news/news05/jvcanews05_08.html この記事について僕が気になったのはこの部分だ。 >芸術の分野と営利の分野はまったく別のものだと思います。 と別役氏は述べている。「芸術と営利」という対立軸の設定

    「芸術」の利用と「営利」の利用は別物? - 入試過去問と著作権を考えるblog
    himagine_no9
    himagine_no9 2007/04/25
    ここで紹介されてるページのことは知らなかった。去年の末にアップされたらしい。確かに俺も首をかしげてしまう内容ではある(気持ちは解らんでもないが)。
  • 別役実氏「著作権保護期間の延長、議論を尽くせ」 - 入試過去問と著作権を考えるblog

    興味深い記事を見つけた。あのセンター評論文第1問を各所から「削除」に至らしめた別役実氏が著作権の保護期間の延長に対して「慎重論」の立場から団体(「著作権保護機関の延長問題を考える国民会議」)を結成したということだ。 itmedia Newsは別役氏の言葉を掲載している。 「著作権保護期間の延長、議論を尽くせ」――クリエイターや弁護士が団体発足」 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0611/08/news103.html >別役さんは、「銀河鉄道の夜」の戯曲化の経験から、延長に反対する理由をこう語る。 >「銀河鉄道の夜はかなり以前から戯曲化したいと思っていたが、宮沢賢治作品の中でも特にガードが固く、許可がもらえなかった。死後50年経ってやっと使えるようになり、まずアニメのシナリオにし、戯曲にした。このように活用されることで、作品も活性化されたのでは

    別役実氏「著作権保護期間の延長、議論を尽くせ」 - 入試過去問と著作権を考えるblog
    himagine_no9
    himagine_no9 2006/11/11
    注目に値するツッコミ。ただ別役実氏の中では一貫してそうだなぁ。
  • 著作権問題が市場に及ぼす歪み - 入試過去問と著作権を考えるblog

    著作権問題によって国語の過去問集が入手しづらくなっている。例えば、赤で有名な教学社からこれまで出版されていた「東大の現代文」「京大の国語」シリーズが絶版となってしまっている。23年分とか25年分に渡って東大や京大の過去問を網羅して収録してくれている国語教師としては非常に有り難いだったのだが、おそらく著作権の問題で出版できなくなってしまったのだろう。現在、これらの書籍を入手するためには中古を利用するしか手がなく、オークションや古屋では定価の2倍近くの値段で扱われてしまっている。こんな所にも著作権問題による歪みが現れて始めている。 赤に続き、センター試験の国語第一問は旺文社の「全国大学入試問題正解」においても「省略」されている。もはや、どの出版社もこの別役実氏の文章を掲載することができなくなってしまったかと思っていたら、なんとZ会の「平成19年用センター試験過去問 英数国 」では、この

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  • 遠藤周作氏の受験産業屋批判 - 入試過去問と著作権を考えるblog

    遠藤周作氏が『狐狸庵閑談』(PHP文庫)という著書の「受験産業屋を批判する」という章で、自分の小説の一部が入試に出題され、自分の解答と模範解答が違っていたとのエピソードを書いている。「文中の主人公の次の行為を、どのような心理で行なったか」という問で、四つの選択肢があり、遠藤周作氏は四つすべてに丸じるしをしたとのこと。深層心理まで含めて複雑に交錯しあった人間心理を「ひとつ」に決めさせる画一的な読み方に対して「抗議したい」と怒っている。 残念ながら何年度のどの大学の設問か不明なので検証できないのが残念だ。僕はこれは設問の作りにどこか問題があったのではないかという気がしている。(情報お持ちでしたら、どなたか教えて下さい。) この手のエピソードはよく耳にするが、意外と実際の出典はあまり見つからなかったりもするので、このの記述は貴重だ。僕は「過去問の著作権について様々な視点」というリンク中心のコン

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  • 所得格差・学力格差・著作権 - 入試過去問と著作権を考えるblog

    「評論の載っていない赤?」という記事の中で僕は、入試過去問集に著作権料が上乗せされれば、受験生の経済的負担が増すことへの不安を記した。また、「やはり評論の載っていない赤が出た!」という記事の中で、デジタルディバイドの問題についてもふれた。できることならば入試過去問は平等に受験生の手に渡るような環境が望ましい。 *学力二極化、6割感じる 大半が「所得格差が原因」 http://www.excite.co.jp/News/society/20060527171019/Kyodo_20060527a464010s20060527171021.html 「所得格差による学力二極化」という問題は、僕も日々現場で感じている。だが、まだ塾や予備校に通える子はいい方だ。 正直言って、僕ら講師は激しい競争の中で授業技術を磨かざるを得ない世界にいる。実力無き者は生き残れない世界で、「受験指導」という事につ

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    himagine_no9
    himagine_no9 2006/05/28
    塾や予備校といったものを殆ど使わなかった私としては、「所得格差」によってそれを使わないことに危機感は無いのだけれど。ただ赤本などに問題が載らないのは問題だと思うし、著作権使用料で価格が上がるのも同様。
  • 運用するのは人間 - 入試過去問と著作権を考えるblog

    著作権問題で、昨年度出題の評論文をweb上から削除せざるを得なくなるなど、苦労の続く大学入試センターだが、こんなニュースも。 <受験番号記入ミスを救済 大学入試センター> http://www.excite.co.jp/News/society/20060525113255/Kyodo_20060525a414010s20060525113258.html 受験番号の記入ミスなどをした受験生を零点とはずに、きちんと割り出して採点してくれていたとのこと。とかくマークシート型のテストはコンピュータを使用することからか、人間性をないがしろにするものであるとの批判を受ける事もあるが、やはり運用するのは「人間」なのだ。 法律も権利もコンピュータも使うのは人間だ。0と1だけで全てを白黒つけるだけならば、人間は不要になってしまう。0と1だけのデジタルな思考を超えた発想ができることに人間の価値がある。入試

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  • 早稲田政経で大学作成の文章が出題! - 入試過去問と著作権を考えるblog

    以前に「書きおろしの文章集は作れないのか?」という記事の中で、入試のために大学側が文章を書き下ろすべき旨を書いたが、2007年度版の赤で確認したところ、どうやら早稲田大学政経学部は遂に「大学作成の文章」を入試に出題したようだ。 入試に向けて書き下ろされたと思われる文章は全3問中の3問目。「知のあり方」「科学史」「真実の相対性」などについて、論じた文章で、まさに入試現代文の頻出テーマを扱っている。 今回の早稲田政経においては、さらに「長谷川天渓が大正三年に執筆した文章」が出題され、これまた僕が以前に書いた「没後五十年の作家を中心とした出題を」を満たしてくれる傾向となった。 早稲田政経は従来、現代作家による、やや難解な評論文を出題の中心にしていた。だが、2000年以降、明治期の文章が出題されるようになり、そして今回遂に「書き下ろし」での出題が行なわれた。この傾向の推移にはどのような理由がある

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  • センター国語第1問はネットでも入手不可? - 入試過去問と著作権を考えるblog

    「やはり評論の載っていない赤が出た!」という記事の中で先日、センター国語第1問をインターネットでダウンロード可能との旨を書いたのだが、あれこれ調べてみて驚愕の事実に出会った。 家「大学入試センター」のwebサイトにおける「平成18年度センター試験問題・正解」のページから、国語の問題をPDFでダウンロードしてみたのだが…。 http://www.dnc.ac.jp/center_exam/18exam/mondai_pdf/18kokugo_q.pdf なんと33ページ中の2ページ目から4ページ目にかけて、来、別役実氏の文章が掲載されているべき部分が「この部分につきましては、著作権の問題により、公開できません」とのコメント付きで「白紙」となっていた!! ついにここまでやるようになったのか!! 幸い僕はセンター実施時点で問題自体は自分のコンピューターのHDに保存してあったので、自分の研究

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  • やはり評論の載っていない赤本が出た! - 入試過去問と著作権を考えるblog

    以前に「評論の載っていない赤?」という記事で予想した通りに、2007年度版のセンター国語の赤から、評論の第一問の別役実『言葉への戦術』が「編集の都合により」というコメントと共に省略されてしまった。(ちなみに文と問題は割愛されているが、解答・解説だけは収録されており、なんとも奇妙な作りとなってしまっている。) 同様に学燈社の「全国大学国語入試問題詳解」でも同じく、センター国語の第一問は掲載されておらず、「第一問は非公開」とのコメントがつけられている。 いよいよこの日が来てしまった。多くの受験生が格的に過去問を購入して演習をするのは、夏から秋にかけてだと思うので、まだ現時点で大部分の受験生はこの事実に気づいてないだろう。混乱が始まるのはもう少し後になるであろう。 一応、ネット上ではダウンロード可能なので、評論第1問が全く手に入らないわけではない。 http://www.yomiuri.

    やはり評論の載っていない赤本が出た! - 入試過去問と著作権を考えるblog
    himagine_no9
    himagine_no9 2006/05/12
    むむぅ。
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