米国の映画業界は、テクノロジ企業への支配を維持する手段としてDVDリッピングソフト「RealDVD」の販売を差し止める訴訟を起こしたという電子フロンティア財団(EFF)の主張に対して、回答した。 ネットユーザーの権利擁護団体であるEFFは先週、主要映画スタジオがRealDVDの製造元であるRealNetworksを訴えたことは「イノベーションを抑制する」行為だとブログで述べた。 全米映画協会(MPAA)は米国時間10月20日、EFFに対し公開書簡で回答した。書簡のタイトルは「ハリウッドは旧態依然ではない。EFFも今を生きるべきだ」。CNET Newsが入手した同書簡によると、MPAAはEFFの主張を「不誠実で間違っている」としている。MPAAは、ユーザーによるDVDのコピーや、デジタルファイルのハードディスクへの保存を可能にするソフトウェアのRealDVDについて、海賊版を生み出すツールで