テニスの4大大会、全米オープンは1日(日本時間2日)、ニューヨークで男子シングルス4回戦が行われ、世界ランキング11位の錦織圭(24)が同6位のミロシュ・ラオニッチ(カナダ)をセットカウント3―2で破り、日本男子として1922年の清水善造以来、92年ぶりの全米8強入りを果たした。 4大大会(全豪、全仏、ウィンブルドン、全米)での日本男子のベスト8は、2012年全豪の錦織以来で、戦後では1995年ウィンブルドン8強の松岡修造とあわせても3度しかない快挙。3日か4日に行われる準々決勝では今年の全豪王者のスタニスラス・ワウリンカ(スイス)と対戦し、勝てば戦後の日本男子初の4大大会4強入りとなる。