シグマ型コルベット (Sigma class corvette) は、オランダが開発したコルベット/軽フリゲート。21世紀初頭より輸出市場に投入され、既にインドネシア、モロッコおよびメキシコが導入している。 設計[編集] シグマ型は、オランダのロイヤル・シェルデ 造船所が、主として中小国への輸出向けに開発したコルベット/軽フリゲートである。シグマ(SIGMA)とは、Ship Integrated Geometrical Modularity Approach(モジュラー構造統合式艦艇)の略とされているが、シグマという語はギリシャ文字のΣを意味しており、この文字も数学で「総和」を表す記号として使われている。その名の通り、高度なモジュラー化設計を導入しており、モジュールの組み合わせを変えることで相手(国)のニーズに応じて容易にサブタイプを派生させ、製造コストの低減と需要や汎用性の増大を図ってい