飛行中の機内で急病人が発生した場合、より素早く手当ができるよう、日本医師会と日本航空は、旅客機への搭乗前に、医師であることを登録してもらう国内では初めての制度を、2月中旬から導入することにしています。 飛行中の機内で急病人が発生した場合、通常は、客室乗務員が乗客に呼びかけて医師を探し、手当を依頼しています。 このため日本医師会と日本航空は、呼びかけにかかる時間を省き、より素早く手当ができるよう、マイレージ会員を対象に、医師であることを事前に登録してもらう制度を、2月15日から導入することにしています。 医師が専用のホームページで登録すれば、この医師が搭乗した場合、パイロットや客室乗務員が、その情報を共有できるということです。 日本航空では、万が一の場合、賠償責任は原則として医師ではなく会社が負うことになっていますが、責任を問われることを懸念して名乗り出ることをためらう医師もいるということで