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ブックマーク / delete-all.hatenablog.com (3)

  • 大人になれなかった子供たち - Everything you've ever Dreamed

    生きることに理由や言い訳をつける生き物は人間だけで、僕は、人間を人間たらしめているそういった機能や行動を、美徳であると同時に欠点でもあるんじゃないか、と思っている。この夏まで僕は失業していた。辛いことの方が多い時期だったけれども、おかげで昼間の町並みの様子を観察することも出来たし、何人かの旧知の顔を見つけることも出来た。Tのお母さんもそんな旧知のひとりで、彼女は僕を見つけるなり「ま~立派になって」と言いながら僕の肩をパンパン叩いた。平日の昼間に、スヌーピーのTシャーツと麻のズボーンのコーデで、サンダルを引っかけている、無精ヒゲの中年男に「立派」って。おばさんも七十才を超えているはず。「ボケてしまわれたのか…」と愕然とした。Tは幼稚園から中学校の義務教育タイムまで一緒だった5人の友人のうちのひとりで、ボンクラ度合いでは僕といい勝負が出来る奴だった。ボンクラ同志、仲も良かった。一学年上のバカで

    大人になれなかった子供たち - Everything you've ever Dreamed
    hinail
    hinail 2017/12/14
    ヤンキー文化がメジャーだった時代は若者の事故死が突出している説。自殺は聞いたことあっても事故死はないな
  • 元社畜の僕でもドン引きする「ヤバくなったら逃げろ」と若者に助言するパイセンの無責任 - Everything you've ever Dreamed

    学校を卒業して社会人になるときのハードルの高さの正体は先に社会に出ている大人のメンツの大きさではないだろうか。パイセンのメンツを守るために「仕事だから」「それくらいググっとけよ」つって新社会人に無駄な緊張と努力を強い、最悪、ウツ発症。無理もない。働くということ、社会人になるということについて教えられていないのだから。出来るわけがない。教えないのもメンツを守るためだ。メンツが守られているからこそ「お父さん仕事でお疲れなのよ。寝かせておいてあげて」「お父さん寝てるだけだけど偉いんだよねー」という凡庸な母子のやり取りが昭和に頻発したように、ボンクラ社員でも家庭では尊敬の念をもって扱われるのだ。古来より、社会秩序を守るため、いわば先に世に出ただけにすぎないパイセンを守るためだけに、働くことは尊い行為という空気が形成され、維持されてきたのだ。これがメンツだ。今はいくぶん薄くなってきてはいるものの、そ

    元社畜の僕でもドン引きする「ヤバくなったら逃げろ」と若者に助言するパイセンの無責任 - Everything you've ever Dreamed
    hinail
    hinail 2017/04/04
    「逃げろ」とだけしか言わないのは、「君は今ヤバい状況にいる」という問題提起でしかなく、相手からすれば痛感していることを明示化して重圧を加える行為でしかない。結局「頑張れ」って言ってるのと同じ。
  • 20年間サラリーマンをやってきた僕が新人に伝えたい108のこと - Everything you've ever Dreamed

    まことに僭越ながら、今春から新しい環境に飛び込む人たちにいくつかお伝えしたいことがある。「社畜風情が何を」と投石しないでほしい。石の上にも三年という言葉があるくらいだから、うだつがあがらなかったとはいえ20年会社員をやってきた僕にも多少は何かを言う権利くらいあるはずだ。 子供の頃、学校やそこらで「大人はスゴイ」「働いている大人はスゴイ」「会社はスゴイ」と言われつづけてきた。僕はそれが不思議でならなかった。一部の例外はあれども、大半の賢く見えない凡庸な大人たちが会社のドアをくぐるや否やスーパーマンに変身してバリバリ仕事というのが不自然に思えてならなかったからだ。その不自然は僕が社会人になるまで消えることはなかった。会社に勤めてすべてわかった。働くことは実にくだらないことであった。いや。働くことのほとんどを占めているのは実にくだらないことであった。来の仕事とは関係のない人間関係の調整の多いこ

    20年間サラリーマンをやってきた僕が新人に伝えたい108のこと - Everything you've ever Dreamed
    hinail
    hinail 2016/04/04
    辞めることは必ずしも逃げることではない。何をするにしてもしっかりリスクに目を向けて覚悟を持たなければいけないってだけの話。嫌な仕事を我慢して続けても、そこに何の考えもないならただのみそっかす。
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