山本作兵衛とは 明治時代の炭鉱で働く坑夫の暮らしを知って思うこと。 明治時代の炭鉱坑夫の暮らしぶりを箇条書き 山本作兵衛という人物を始めて知った。 彼が描いた炭鉱の記録画や日記、雑記の697点が日本初のユネスコ「世界記録遺産」として2011年に登録認定されたということも初めて知った。 山本作兵衛とは 世界記録遺産にはアンネの日記、フランス人権宣言、ベートーベン第九交響曲草稿などがあり、直筆文書、書籍、絵巻物、写真などが対象なのだとか。 で、山本作兵衛とは何者なのか。 明治25年生まれで7歳の頃から炭鉱の坑内に入り働くこと50余年。 筑豊各地の炭鉱を転々としながら明治・大正・昭和と坑内で働き、昭和33年に「ヤマの姿を記録して孫たちに残しておこう」と昔の記憶を手繰り寄せながら筆をにぎり、9年間で数百枚の絵と6冊の大学ノートに記載された貴重な記録を残した人。 明治当時の炭鉱の暮らしは写真も記録も