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ブックマーク / sufuretan.hatenablog.com (30)

  • アリさんを みてたらね - 空へ ひろげて

    アリさんを みてたらね。 ぼく、 アリさんを いっしょうけんめい みてしまうの。 おでこが ちゅーん って するくらいに いっしょうけんめい みてしまうの。 きっと、 アリさんが いっしょうけんめい だからだね。 光も とても とても うつくしいのです。 まぶしい くらいに ほんとうに ほんとうに うつくしいのです。 きっと、 アリさんが とっても うつくしい からだね。 うつくしい こころで いっしょうけんめい 生きている からだね。 アリさんを みてたらね。 ぼくの こころも きれいに なるの。 ほんとうに ほんとうに きれいに なるの。 きっと、 アリさんの こころが すごーく すごーく きれい だからだと おもうんだ。 それからね それからね とーっても やさしい きもちにも なるんだよ。 むねが キューン って するくらいに やさしい やさしい きもちにも なるんだよ。 だって、

    アリさんを みてたらね - 空へ ひろげて
    hinoatarusakamiti
    hinoatarusakamiti 2020/09/19
    スフレさんの心の透明度も感じられる、今回も優しい詩が出来ましたね。アリさんたちも冬ごもり前の多分、忙しい時期。小さな体で懸命に動く姿には見入ってしまう美しさがありますね!
  • コスモスさん - 空へ ひろげて

    おかあさん おかあさん。 あのね、 きょう コスモスさんを みつけたよ。 かぜに ふうわり ふうわり ゆれて とっても きれい だったの。 おはなしも したよ。 きれいな きれいな おはなしも したよ。 おこえも すごーく すごーく きれい だったの。 おそらへ のぼって いって しまうほど すきとおった きれいな きれいな おこえ だったの。 それに とても とても きれいな においが したんだよ。 おそらの おくにの いずみ みたいな あまくて きれいな きれいな においが したんだよ。 それからね それからね。 そおっと さわったらね。 すごーく やわらかくって おかあさんの ほっぺ みたい だったんだ。 やさしい やさしい おかあさんの、 にっこり わらった おかあさんの、 ほっぺ みたい だったんだ。 そうしたらね。 ぼく わかったの。 おかあさん って おかあさん って ほんと

    コスモスさん - 空へ ひろげて
    hinoatarusakamiti
    hinoatarusakamiti 2020/09/07
    ひ弱そうでしなやかに強くて優しい趣のあるコスモスは大好きです。確かにお母さんみたい!
  • かきごおりさん - 空へ ひろげて

    かきごおりさんを たべていたらね。 きれいな おんがくが きこえるの。 きれいな きれいな うすみずいろの おんがくが ぼくの なかで きこえるの。 きっと 雪の おくにの こびとさんたちが おんがく しているんだね。 雪の ピアノで キラ コロ ロン。 やさしく やさしく コロ コロ リン。 あ、 雪の ピッコロの おとも きこえるよ。 もしかしたら お星さまの こどもたちや お月さまの こどもたちが ふいて いるのかしら。 キラ コロ コロ ロン コロ コロ リン って ふいて いるのかしら。 きっと、みんなで お祈りの おんがくを しているんだね。 きれいな きれいな お祈りの おんがくを しているんだね。 だって ぼくの こころの なかも からだの なかも すきとおって ゆくんだもの。 うすみずいろに どこまでも どこまでも すきとおって ゆくんだもの。 ちいさな ペンギンさんたち

    かきごおりさん - 空へ ひろげて
    hinoatarusakamiti
    hinoatarusakamiti 2020/09/03
    私の中でもカキ氷の音楽が聞こえますよ😉
  • つくつくぼうしさんの おはなし - 空へ ひろげて

    こんにちは! ぼくは つくつくぼうしです。 ありがとう の おうたを うたうのが だいすき なのです。 ありがとうございます ありがとうございます って きちんと ていねいに ていねいに うたって いるんだよ。 だって、 木さんは おいしい おいしい ジュースを たくさん のませてくれたり、 やさしい こもりうたも うたって くれるんだもの。 お日さまは いつも にこにこ にっこり わらって くれて。 ふわふわの 雲さんは お空に うつくしい うつくしい 絵を たーくさん かいてくれるんだよ。 そして、 ちょうちょうさんは かわいい ダンスで 小鳥さんは きよらかな おうたで バッタさんは ぴょーん ぴょーん って はねて ピッカピカの げんきを くれるの。 のーんびりの おだやかな きもちを くれるのは かたつむりさん。 ピチュ ピチュの きれいな きもちを くれるのは めだかさん。 ふ

    つくつくぼうしさんの おはなし - 空へ ひろげて
  • まなつの まひるの まんなかで - 空へ ひろげて

    まなつの まひるの まんなかで。 ぼく ぽつん と たっていたの。 ぽつん と ぽつん と たっていたの。 お日さまの きよらかな 光に みがかれながら。 からだの すみずみまで こころの すみずみまで きれいに きれいに みがかれながら。 にこにこ にっこり たっていたの。 そうしたらね ぼくが かがやき だしたんだ。 こころの そこから まぶしい くらいに かがやき だしたんだ。 風さんたちの かけっこも せみさんたちの おうたも ちょうちょうさんたちの ダンス だって いしころさんと こびとさんの みずあそび だって まぶしい くらいに かがやいて いたよ。 なにもかも まぶしい くらいに かがやいて いたよ。 天の お国に いる みたいにね。 もう、 うれしくて まぶしくて。 なにもかも なにもかも うれしくて まぶしくて。 ぼくは きれいな よろこびに なっていたのです。 うつ

    まなつの まひるの まんなかで - 空へ ひろげて
  • てんとうむしさんの おはなし - 空へ ひろげて

    こんにちは! ぼくは てんとうむしです。 おもちゃの おくにから やって きました。 ぴっか ぴか の おようふくは おひさまが つくって くださったんだよ。 ぴっか ぴか の こころで ていねいに ていねいにね。 もう うれしくて うれしくて ぼく、 まいにち まいにち おせんたくも しているし ブラシも かけているの。 そうしたら、 ますます ぴっか ぴか に なってきて ぼくの こころまで まぶしい くらいに ぴっか ぴか に なって しまったのです。 ぴっか ぴか の カバンも つくって くださったんだ。 なかにはね、 おもちゃの 神さまから いただいた ニコニコさんや ワクワクさんが いっぱい はいって いるの。 みんなに とどけて くださいね って。 だから、ぼく みんなの  ところまで おとどけに ゆくのです。 ちょうちょうさんや バッタさん でんしんばしらさんに エントツさ

    てんとうむしさんの おはなし - 空へ ひろげて
  • こびとの ようふくやさん - 空へ ひろげて

    こんにちは! ぼくは こびとです。 ようふくやさんを しているよ。 ぬの も、いと も、 春風さんで できてるの。 だから、着ているだけで ふわふわ ふんわり とーっても やさしい きもちに なるの。 しあわせな きもちに なるの。 すてきでしょ! ぬの を きって くれるのは はさみの ハックルさん。 お月さまの ひかりで できているんだよ。 シャカ シャカ シャッ クン ショキ ショキ ショッ クン たのしい おうたを  うたいながら きって くれるんだ。 いっしょに ぬって くれるのは お星さまの ひかりで できた はりの ピックルさんです。 にこにこ にっこり ぬって ゆくんだよ。 あっちの ぬのさんと こっちの ぬのさんを なかよく つないで あげると... ほら、 できたよ いしころさんの おざぶとん! もひとつ できたよ ばったさんの チョッキ! もっと もっと できたよ あ

    こびとの ようふくやさん - 空へ ひろげて
  • 赤い実 みつけた - 空へ ひろげて

    赤い実 みつけた。 赤い実 みつけた。 ちいさな ちいさな 赤い実 みつけたよ。 冬の  お山で みつけたよ。 りんごさんの あかちゃん かしら。 いちごさんの いもうと かしら。 もしかしたら しゃぼん玉さんの いとこ、なのかも しれないね。 だって、まあるい ほっぺで ぴっかり わらって いるんだもの。 そおっと さわったら ちり ころ ちり ころ うたったよ。 ちり ころ ちり ころ ちいさな おこえで うたったよ。 小鳥さんの いもうと なのかしら。 オルゴールさんの こども なのかしら。 おんがくの 神さまの たいせつな たいせつな すず なのかしら。 もしかしたら よろこびさんの 宝もの なのかも しれないね。 しあわせさんの 宝もの なのかも しれないね。 だって とっても うつくしい 音色 なんだもの。 あかるい あかるい 音色 なんだもの。 赤い実 みつけた。 赤い実 み

    赤い実 みつけた - 空へ ひろげて
  • 寒く なったら - 空へ ひろげて

    寒く なったら セーターさんの げんきが いっぱい でてくるよ。 ふわぁっと いっぱい いっぱい でてくるよ。 きっと みんなを つつんで あげれるのが とっても とっても うれしいんだね。 寒く なったら マフラーさんも てぶくろさんも げんきが あふれてきて ますます ふわふわ ふんわり してくるよ。 きっと みんなを まもって  あげれるのが うれしくて うれしくて しかたが ないんだね。 みんなと おでかけ するのが たのしくて たのしくて しかたが ないんだね。 寒く なったら、 みんなの えがおも もっと もっと ふわふわ ふんわり やさしく なる。 もっと もっと ふわふわ ふんわり あったかく なる。 きっと やさしい こころが ますます やさしく なるから なんだね。 あったかい こころが ますます あったかく なるから なんだね。 だって お庭の こびとさんも にこにこ

    寒く なったら - 空へ ひろげて
  • わたしは エプロン - 空へ ひろげて

    わたしは エプロン。 なんだか いつも うれしいの。 おいしい スープさんや あまーい においの クッキーさんたちが できあがって ゆくところも みれるのよ。 やきたての パンさんたちが かごに  ゆったり すわって いるのも だいすき。 おめかしを した ケーキさんたちが テーブルに ふんわり すわって いるのも だいすきなの。 わたしは エプロン。 なんだか いつも たのしいの。 おそうじ しているのが ほんとうに ほんとうに たのしいの。 あっちも こっちも ピッカ ピカ に なって ゆくのを ずーっと みれるんだもの。 みーんな きれいに なって うれしそう なんだもの。 ありがとう って にっこり わらって くれるんだもの。 おにわの お花さんたちが おおきく なってゆくのも まいにち まいにち たのしみに しているのよ。 かわいい お花さんが さいたら まるで おとぎのくにの

    わたしは エプロン - 空へ ひろげて
    hinoatarusakamiti
    hinoatarusakamiti 2019/12/04
    とてもホッコリとする優しい詩で、慌ただしく波立つ心もあっという間に静かになっていきますね。