弘法大師空海が弘仁6年(815年)に四国霊場を開創して、来年(2014年)で1200年目の吉祥の年を迎えます。四国八十八ヶ所霊場会では来年一年間、開創記念として様々なイベントを展開予定です。本尊秘仏の公開や記念法要、記念バッジの授与など例年のお遍路とはひと味もふた味も違う特別の行事が目白押しです。高野山よりも古い歴史を持つ四国八十八ヶ所霊場。この機会にぜひ「癒しの遍路旅」に出ることをお薦めします。 宗派を超えて人々の信仰を集める弘法大師・空海。若き日の弘法大師は四国各地で厳しい修行を重ね、八十八ヶ所の霊場寺院を開いたとされます。 四国八十八ヶ所霊場巡りはそんなお大師様ゆかりの霊蹟を巡る旅。 阿波(発心の道場)、土佐(修行の道場)、伊予(菩提の道場)、讃岐(涅槃の道場)の全行程は1400kmにも及びます。その過程の中で心も身体も清められ、次第に自分が大自然の中で生かされていることに気づくこと