【ワシントン=望月洋嗣】イラン大統領選をめぐる抗議活動の参加者らが「ツイッター」と呼ばれるウェブ上のコミュニケーションサービスを使って連絡をとり合っていたことが、米メディアなどで話題になっている。規制から漏れた数少ない通信手段として若者らが活用したようだ。 米国務省のケリー報道官は16日、米政府もツイッターでのやりとりを通じて投票後の混乱を見守っていたことを明かし、「新たな社会メディアの力を自覚した」と語った。米政府は、抗議活動参加者がイランの日中に連絡をとり続けられるよう、ツイッターの運営会社が16日に予定していたメンテナンス作業の時間をずらすよう要請。会社側も応じたという。 ツイッターは最大140字のメッセージを書き込んでやりとりできるサービス。あらかじめ決めた人々との間で連絡をとり合ったり、共通の興味を持つ不特定多数の人と情報交換したりできる。手軽な情報ツールとして人気を呼び、オ