万国博覧会は世界から多数の参加国が出展を行い、世界の最新技術や製品をPRする博覧会である。 万国博覧会といえば昭和の象徴である1970年の大阪万博、最近では2005年に行われた愛・地球博でおなじみの愛知万博など、日本人にも馴染み深い。 その万博に、実は江戸幕府も参加していたことを知っているだろうか。 1867年4月1日から行われたパリ万博では、江戸幕府と薩摩藩、佐賀藩が出展した。折しもフランスでは日本ブームが起きており、人気を博したという記録が残っている。 1867年のパリ万国博覧会(せんはっぴゃくろくじゅうななねんのパリばんこくはくらんかい, Exposition Universelle de Paris 1867, Expo 1867)は、1867年4月1日から11月3日までフランスのパリで開催された国際博覧会である。42ヶ国が参加し、会期中1500万人が来場した。 パリで開催された国