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ブックマーク / bn.dodgson.org (11)

  • 近況 - デブサミ2010を観にいった - Backnumbers: Steps to Phantasien

    このページのロードが遅い. たぶん前回 Amazon 画像を貼りつけすぎたせいだとおもう. 前回および前々回のページをさっさと追い出すべく何か書きたい. 金曜日は同僚に仕事をおしつけ デブサミ2010 を観にいった. パワハラの恩はとんかつで返すからね...などと思いつつ聴講していたらパワハリーから "バグがでた" とメールが届き 直しに戻ったため 3 コマしか観られず. こんにゃろうとんかつはナシだと思ったら私のバグだった. はいはいとんかつとんかつ... OpenSocial ケータイ Game 戦国時代 mixi と DeNA による各社プラットホームの紹介. OpenSocial 自体の話はさておき両社の対比が面白かった. Facebook のノリで汎用のソーシャルアプリ環境を目指す mixi と, ケータイ向けウェブゲームにフォーカスしている DeNA. 狙いの明確さは DeNA

  • 近況 - "チームがよくなる" 感じについて - steps to phantasien(2009-12-31)

    2009-12-31 近況 プログラマとしての成長が感じられない一年だった. 目先の仕事に気をとられ, 問題についてよく考える時間をとらなかった. 過労を言い訳に勉強もしなかった. 情けない. 一方で仕事のチームでは成長を感じることができた. せっかくだから, "チームがよくなる" 感じについて書いてみたいとおもう. 最近, 私のいるチームはコードレビューをするようになった. 私はこれまで仕事の中でコードレビューを実施しょうと試行錯誤してきたけれど, チームに定着することは少なかった. コードレビューはそれなりに面倒な作業なので, 特に組織的な外圧がないところではさぼられがちだと思う. けれど今のチームは外圧なしでやっている. およそ一年間のプロジェクトを通じ, このチームがコードレビューをするに至った道程を振り返ると, チームが成長する様子をうまく捉えることができるかもしれない. フェー

  • Alcor の Abbreviation Scoring - steps to phantasien(2009-09-12)

    同僚の生産性ツール愛好家が熱に浮かされて言った. "QuickSilver の検索がすごいんだよ!" どう凄いのかというと, たとえば "Skype を検索するのに <sp> でいい!" らしい. それは凄いのかも. 私もいちおう QuickSilver を使っているけれど, 素敵機能の類はまったく活用していない. だいたい私の使うアプリケーションはどれも一文字で特定できる. Firefox, Emacs, iTerm, Activity Monitor... そういえば iTunes は iTerm と被ってる. ためしに <iu> と打ってみたら iTunes にマッチする. なんとなく凄い気がしてきた. 同僚はこのアルゴリズムが気になるらしい. 編集距離の仲間かとも思ったけれど, 違う気がする. とりあえずぐぐってみたところ, QuickSilver は 2007 年に オープンソー

  • steps to phantasien(2008-08-14) Netflix Prize 外野席

    "集合知プログラミング" というが出たらしい. 私の積読には元の "Programming Collective Intelligence" があって, 途中まで読んだまま放置していたら日語訳が出てしまった. (オライリーのアンチパターンと命名.) 悔しいのでは処分. そのうち日語版で続きを読もう.... 興味を持っていたのは推薦エンジン(協調フィルタ)だった. 私の中では検索エンジンに匹敵するウェブのハイテクという位置付けなんだけど, 草の根には普及しておらず悲しい. 検索エンジンでの Hyper Estraier や senna に相当する協調フィルタの立ち位置は デッドヒートが予想される...とだいぶ前から思ってるんだけど, いまのところ閑古鳥気味. まったく, 出し抜くだけの実力があればなあ. 先の皇帝ペンギンでは, 一章にさっそく協調フィルタが登場する. 読んでみると

  • Protocol Buffersのソースを読んでみる

    2008-07-12 近況 新刊が多く慌しい. 谷川史子の "草の上星の下", 岩ナオの "町でうわさの天狗の子", あとは Google の "Protocol Buffers". 谷川史子の洗練を綴るには余白が狭過ぎる. かわりに Protocol Buffers の話をすこし. Protocol Buffers (以下 protobuf) は Google 製のオブジェクトシリアライザ. 名前からは RPC を連想しそうだけれど, RPC そのものではない. もっともオブジェクトを直列化して送受信するのが RPC だから, あとは送受信だけあればいい. 実装は含まれないものの, protobuf にも RPC を前提としたインターフェイスがいくつか含まれている. ...といった細かい話は ドキュメント や インタビュー を見ればわかる. 今日はコードを見てみることに. なお, 例の

  • K のこと -- steps to phantasien t(2007-11-03)

    友人の話をしよう. 先達に敬意を表し, 仮に彼を K と呼ぶ. (イニシャルは便宜的なものだ; 向上心云々と罵ったこともないし, 恋人を寝取ってもいない.) ある時期, 私は K と一緒に働いていた. 今は違う会社にいるけれど, 互いに暇なのか, このごろもよく二人で管を巻いている. 1 K は優秀なプログラマだ. いつも敵わないと思う. 一緒に仕事をしていたこともあり, プログラマとしての私は K から強い影響をうけている. たとえば私が自動テストを始めた発端には K がいる. コードレビューもそう. この日記に出てくる話も K の影響は色濃い. 私は K のあとを追いかけるようにプログラマを続けている. K と働いてはじめて, ああ, 物事とはこう改善していくものなのかと知った. 何か問題を感じると K は試行錯誤を始める. 問題は私が諦めていたものもあるし, そもそも気付かないものも

  • 設計文書のうまい書き方 steps to phantasien t(2007-09-24)

    訳して YukiWiki に置きました. 元は "How to Write an Effective Design Document". 友達が "最近, プロジェクトで設計仕様書を作ろうって話が..." と悩んでいた. そりゃ大変だねえと相槌をうち, 相槌ついでにぐぐっていたらみつけた記事. <design document> や <designdoc> と検索すれば ガイドラインだけでなく実物もじゃんじゃかみつかる. 玉石混交で面白い. 設計仕様書と聞くと, 設計する人と実装する人が異るような大規模開発をまず連想する. そっちの世界で文書が必要なのはわかるが, 一方で私は大規模開発をしたいと思わないし, 興味も湧かない. 元の記事も私の友達もそんな大規模開発を想定していない. 文書化した人が実装も行う. それでもこの記事からは (訳しておいてなんだけれど) いまいち違和感が拭えない.

  • Jolt Awards が読みたい steps to phantasien t(2007-07-14)

    よく書評を読む. 屋で勢い余ってハズレのを引きたくない. 一方で世の中あてにならない書評も多い. どこかに鉄板のおすすめリストはないかと考え, ふと Jolt Awards を思いだした. Jolt Awards は プログラマ向けのソフトウェアからウェブサイトや書籍までを扱う総花的なアワード. DDJ などを発行する CMP が開催している. ウェブサイトには "The Jolt Awards are the Oscars of our industry." とあるが, ちょっと褒めすぎだとは思う. アフィリエイトがてら Jolt Awards の歴代入賞を並べてみた. 思ったより玉石混合. でも時系列に眺めると時代を感じて楽しい. 1990 年から 2006 年まで. "Jolt Winner" がいわゆる "大賞", "Productivity Winners" は入賞くらい

    hiro360
    hiro360 2007/07/20
  • steps to phantasien t(2007-07-06)

    昔の同僚が退社してベンチャー仕事をやるという. 門出を祝う宴会に, 昔のよしみで呼んでもらった. ついでに古巣の近況を聞く. ひとつ嬉しい知らせがあった. 以下その自慢話. ある夏, 私は社内ライブラリのチュートリアルを書いた. そのチュートリアルが, 今でも改訂されながら参照されているという. のみならず新人プログラマの研修教材として広くとりいれられつつあるそうだ. 私はとても嬉しくなった. もちろん手柄は改訂を続け, 様々な改善を続けた彼らのものだ. それでもなお私は喜びを隠せない. 自分が去った今も文章だけが生き続けている. 私は平凡なプログラマだから, 自分のコードが生き残れるとは思えない. 一方ボランティアで仕事の合間に書いた文章は読み継がれている. 価値のあるものが生き残るのなら, 私のなした価値は(コードではなく)文書にあったことにある. プログラマとしては悲しいけれど, 会

  • steps to phantasien t(2007-06-01) ChangeLog の作法 つづき

    Subversion の開発者が ChangeLog について面白い記事を書いている. 記事の要旨はこうだ: ChangeLog (Subversion なので commit log) を書くのは面倒だよ, メーリングリストもあることだし書かなきゃダメ? ってよく訊かれる. 書きましょう. バグトラックもあるけど, 書きましょう.これらのツールは補完しあっている. メーリングリストはノイズが多いし, 変更を特定するには情報が足りない. バグトラックはバグの記録がメインだからコードの話を細々書くのは邪魔になる. 変更については ChangeLog に書くのがいい. プログラマは ChangeLog を読む. 記録を検索して, どの関数に何が起きたかを調べるものだ. この類の記録は ChangeLog を読まないとわからない. 逆に ChangeLog を書く時は, それを特定できるように省略

  • ChangeLog の作法 steps to phantasien t(2005-10-13)

    ソースコードなどの変更履歴を ChangeLog と呼ぶ. オープンソースのソフトウェアで変更履歴を "ChangeLog" というファイルに書いたのが ChangeLog のおこりだと思う. 最近は Subversion などに登録された変更履歴も change log, あるいは commit log などと呼ぶ. 以下ではそれらを ChangeLog と総称する. 最近わけあってこの ChangeLog をどう書いたものかと考えている. コーディング規約には山ほど資料がある. コメントの書き方もよく議論される. しかし ChangeLog についての読み物は少い. GNU コーディング規約 は数少ないそうした文書である. この説明はよくかけている: ChangeLog は将来のメンテナがバグの原因を探るのに使うものだ. コメントに書くべきものはコメントに書け. 関数名を並べろ...

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