映画「南京の真実」サイトの「情報交換掲示板」において「さるおかた」というやんごとなきハンドルの方から名指しで返答を求められたのですが(スレッドNo.128)、なにぶん「南京大虐殺に関する中国側の主張をおまえは認めるのか、それとも嘘っぱちだと認めるのか?」という無茶な二者択一を要求する人なのでなかなかはなしが噛み合いません。そのうちにとんでもないことを言い始めました。どうも『南京戦史』がどういうものだかよくお分かりでないような方のことをあげつらうのはためらわないでもないのですが、資料や証言というものに対する歴史修正主義者の態度のカリカチュアみたいになっていますので、ご紹介することに意味もあるかなと思った次第です。 「大虐殺と言って然るべきようなことはあった」と考える人間が『南京戦史』及び『南京戦史資料集』に対してどのような態度をとっているかについて、この人物が根本的に勘違いしていることを示す