「君子危うきに近寄らず」という言葉は、賢明な人は危険を避けるという意味を持ちます。 アンチパターンを知り、それを回避するのは第一歩 準備を怠ると動いてるシステムがアンチパターンとなる。 準備とは、データを集め、テストを繰り返すことから。 新しいことへの果敢なチャレンジをわすれずに。ときには、AW…
![AWSアンチパターン戦記](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/dd4147d6baa4a0d39c335c40f095f1b3a495f5ad/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Ffiles.speakerdeck.com%2Fpresentations%2F7bef7e81e169413a83ed2f9f7b08099a%2Fslide_0.jpg%3F30916461)
タイミーでは顧客に素早く、継続的に価値を届けられるエンジニアリング組織であるためにチームトポロジーをベースにした組織設計と運営を行なっております。 いかにプロダクトチームが素早くかつ安定して価値提供できる状態を作るか、プラットフォーム性とイネイブリング性をどのように使い分けて組織を強化しているか、SR…
本記事では Ubie における最近の「開発生産性」というテーマで向き合っている事柄と実際のアクションについて紹介します。まだまだ発展途上ではあるのですが、何かの参考になれば嬉しいです。 背景 「開発生産性」とは一見シンプルな概念に見えますが、世のテック企業、取り組んでいる人々のアクティビティを見ていると複雑で深いものにも感じます。例えば SpeakerDeck で「開発生産性」と検索することで多様な情報発信を見ることができます。有名な書籍として「 Lean と DevOps の科学」も、初学者が内容を頭に叩き込むのも難しいのではないでしょうか。 これらの先行者の知見は素晴らしいものの、具体的に我々の現場の開発組織、事業状況などなど現実に近しい環境と密接に接続して、すぐに手応えが感じられる成果が得られるかというとそうでもないとも思います。 Ubie でも過去に開発生産性課題を感じて様々なアプ
dev-productivity-con.findy-code.io 自分の所属しているクラスター社に相談したところお金を出してもらって参加できることになったので、開発生産性カンファレンス2024に行ってきました。自分が開発生産性に非常に興味が強いため各セッションすべて興味深く、またこれまで名前は知っているけど話したことのなかった人と色々と会話ができて、非常に堪能できました。 運営のファインディ株式会社のみなさん、ありがとうございました。 興味深かったセッション 顧客価値向上による開発生産性向上 顧客価値を高めるという観点にフォーカスした発表でした。 顧客価値を高める領域かは狩野モデルを使って考えるという話。狩野モデルはよく聞くが、ちゃんと使ったことないので試してみたい 当たり前品質は、品質を高めすぎても、顧客価値に繋がらない = アクセルブレーキなどの基本操作 一元的品質は、高めれば高め
TRACERYプロダクトマネージャーのharuです。 「要件定義とは何を目的としたプロセスなのか?なにが出来たら完了なのか?」 はじめて要件定義する人は、ここで詰まってしまうことが多いようです。 要件定義は、設計や実装に比べて、具体的な作業がイメージしにくいプロセスです。 そのような背景もあってか、2023年4月のBPStudy#188〜要件定義を学ぼう。ChatGPTを添えてに私が登壇した時の以下のスライドには、945個のはてなブックマークをいただきました*1。 speakerdeck.com 945というブックマーク数は、要件定義というものを具体的にイメージしにくいと感じている人が世の中に多いことの現れかもしれません。 そこで「要件定義とはそもそも何か」について、何回かの記事に渡って説明します。 この記事では要件定義の目的とゴールについて説明します。 プロジェクトの数だけ存在する開発プ
Terraformのversion 1.9が2024年の6月26日にGAになりました。1.9の新機能を見ていきましょう。 変数のvalidationで色々参照できるようになった 変数にはvalidationを実装することができます。例えば以下のようなものです。 variable "aws_account_id" { type = string description = "AWS Account ID" validation { condition = can(regex("^[0-9]{12}$", var.aws_account_id)) error_message = "Invalid AWS accountID." } } これはAWSアカウントIDが格納されるのを想定した変数です。AWSアカウントIDは必ず12桁の数字ですので、そうでない場合はエラーにしています。 上記例では c
はじめに サーバーレス大好きなエンジニアです! AWS SUMMIT 2024に行ってきて、たくさんのことを学んできました! 特に「サーバーレス開発のベストプラクティス」の内容が面白かったのでシェアしたいと思います。 サーバーレスとは サーバーやインフラの管理を気にすることなくアプリケーションを実行することができる最高の技術です。細かい設定を気にすることなく、すぐに価値を提供できることが魅力です。 Lambdaのベストプラクティス ここからAWS SUMMIT 2024の内容に触れていきます。 TransportではなくTransform まず、ハッとさせられたのは以下のことです。 Transport (転送)ではなくTransform(変換)に使⽤する。 今までLambdaをどれだけ転送機能として使ってきたかを考えさせられました。 何でもかんでもLambdaに任せるのではなく、特定の変換
導入背景当社には、社内の人しか閲覧できないドキュメントを掲載したWebページがあります。しかし、そのページには検索機能がなく、必要な情報を探すためには、毎回ジャンルを設定して確認しなければなりません。この作業は非常に面倒で、時間がかかるというのが現状でした。 社内の制度や手続きについて疑問が生じた際、わざわざ調べに行かなくても答えがすぐにわかるようにしたいと考え、最近流行りのAmazon Bedrockをを用いた低コストなRetrieval-Augmented Generation(RAG)の導入を検討することになりました。
はじめに 技術評論社様より発刊されているSoftware Designの2024年5月号より「レガシーシステム攻略のプロセス」と題した全8回の連載が始まりました。 本連載では、ZOZOTOWNリプレイスプロジェクトについて紹介します。2020年に再始動したZOZOTOWNリプレイスでは、「マイクロサービス化」が大きなカギとなりました。今回は、SRE部が行った、リプレイス方針の決定から導入ツールの選定、マイクロサービスのリリース方法の改善までを紹介していきます。 目次 はじめに 目次 ZOZOTOWNリプレイスにおけるSRE部の方針 IaCの導入 IaCとは プラットフォーム基盤におけるIaC CI/CDの導入 CI/CDとは GitHub Actions 変更のあるインフラリソースのみをCIの対象とする工夫 Canary Releaseの導入 Canary Releaseとは ZOZO A
AWS Architecture Blog Announcing updates to the AWS Well-Architected Framework guidance We are excited to announce the availability of an enhanced AWS Well-Architected Framework. In this update, you’ll find expanded guidance across all six pillars of the Framework: Operational Excellence, Security, Reliability, Performance Efficiency, Cost Optimization, and Sustainability. In this release, we upda
スライド概要 JJUG CCC 2024 Springでのスポンサーセッション「テストコードが根付くチームを立ち上げるために考えたいこと」の公開資料です。 シンプレクスは1997年の創業以来、メガバンクや大手総合証券を筆頭に、日本を代表する金融機関のテクノロジーパートナーとしてビジネスを展開してきました。現在では、金融領域で培った豊富なノウハウを活用し、金融機関以外の領域でもソリューションを展開しています。2019年3月にはAI企業のDeep Percept株式会社、2021年4月には総合コンサルティングファームのXspear Consulting株式会社がグループに加わり、創業時より付加価値の創造に取り組んできたシンプレクスとワンチームとなって、公的機関や金融機関、各業界をリードする企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進を支援しています。
技術的負債を抱えたレガシーコード。変なメソッド名と入り組んだロジック、リファクタリングするならどちらが先?(後編) ソフトウェアの品質をテーマに研究をしている名古屋大学 森崎研究室は、ソフトウェアの技術的負債をなんらかの形で数値化する手法の研究の一環として、コードの読みにくさの原因となる要因などを分析した研究結果を発表するイベントをオンラインで開催しました。 この記事ではそのダイジェストを紹介します。記事は前編と後編の2つに分かれています。今お読みの記事は後編です。 森崎氏による補足説明 前編では、グループA(命名的問題)より、グループB(構造的問題)の方が正答率が大きいということ。一方でグループA(命名的問題)よりグループB(構造的問題)の方が読みにくさを感じた、という点に統計的に有意な差があったことが発表されました。 発表の後、オンラインイベントの参加者からの質問について森崎氏と和田氏
技術的負債を抱えたレガシーコード。変なメソッド名と入り組んだロジック、リファクタリングするならどちらが先?(前編) ソフトウェアの品質をテーマに研究をしている名古屋大学 森崎研究室は、ソフトウェアの技術的負債をなんらかの形で数値化する手法の研究の一環として、コードの読みにくさの原因となる要因などを分析した研究結果を発表するイベントをオンラインで開催しました。 今回発表された研究では、技術的負債を抱えたレガシーコードのリファクタリングで取り除かれた問題の90%以上が、メソッド名と実際の関数の動作が一致していない、あるいは関数名とコメントが矛盾しているなどの「命名的問題」、もしくは複雑で読みにくい多数の条件分岐や深いネストなどを抱えた「構造的問題」のいずれかであるという先行研究があることを踏まえ、どちらを優先してリファクタリングすると保守性や可読性が高くなるかを調査しています。 具体的には、命
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