少子高齢化が進む中、現役世代でも将来の年金生活に不安がある人もいるのではないでしょうか。日本の年金制度は、現役世代が払った保険料を高齢者に給付する「賦課(ふか)方式」で運営されているため、高齢者の人口と現役世代の人口のバランスがとても重要です。 しかしそのバランスは少子高齢化ですでに崩れ始めており、現役世代が納めている保険料については、2017年9月に料率18.3%で固定されました。反対に高齢者が受け取る年金支給額は、賃金や物価の改定率と給付水準を緩やかに調整していく「マクロ経済スライド」の仕組みが導入されています。さらに、年金の給付開始年齢を現在の65歳から70歳を超えてからの選択制にする議論も始まっています。 このような状況の中で少しでも老後の生活資金を確保できるようにと作られたのが、「個人型確定拠出年金(通称iDeCo:イデコ)」の制度です。 iDeCo(イデコ)の制度とメリット で
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