タグ

ブックマーク / reki.hatenablog.com (8)

  • 中国のキリスト教の歴史 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    人口世界最大の国における、人口世界最大の宗教の歴史 現代の中国のキリスト教徒の人口がどれくらいいるかは、調査によって様々な説があります。 Katharina Wenzel-Teuber氏の調査によると3%にも満たないそうです。と言っても13億の人口の3%なので、4千万人もいるのですが。 今後中国ではキリスト教徒の人口が増えていくことが予想され、2030年には中国は世界最大のキリスト教徒を抱える国になることが予想されているそうです。 これに対し、中国政府は「中国政府の支配下での信仰」を強化すべく、様々な規制や干渉をしていると言われています。今も強く国家の干渉を受けているように、これまでの中国のキリスト教の歴史は、 時の権力者や対外関係などの影響をモロに受ける非常に不安定なものでした。 1. 唐の時代・大秦景教の流行 シルクロード経由でやってきたネストリウス派キリスト教 中国に最初にキリスト教

    中国のキリスト教の歴史 - 歴ログ -世界史専門ブログ-
  • 巨大インド市場に紅茶を売った「大英帝国流マーケティング」 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    インド人に紅茶を売り込め! インド料理べた後には、ラッシーか甘い紅茶を飲みたくなります。 砂糖とミルクがたっぷり入って、少しカルダモンの香りが効いたあれです。 口に残る強烈なスパイスの味をさっぱりさせてくれて、さすが長い伝統の中で育まれた味…と思うのですが、実はインドで紅茶が普及したのはそんなに古い話ではなく、たかだかここ100年のことです。 インドは今や世界有数の紅茶の消費国でもあり生産国なのですが、その背景にはイギリス人による大規模なマーケティングとセールスプロモーションがあったのでした。 1. 長らく茶を飲む習慣がなかったインド 茶を飲む習慣は4世紀ごろに中国で始まったというのが通説です。 6世紀から8世紀頃に朝鮮半島や日に伝わり、南に下ってタイ、ミャンマー、アッサム、西に行ってチベット、ヒマラヤにまで飲茶の習慣は広がっていきます。 しかし長らくインド人は茶を飲む習慣がありませ

    巨大インド市場に紅茶を売った「大英帝国流マーケティング」 - 歴ログ -世界史専門ブログ-
    hirokinko
    hirokinko 2017/12/26
  • 本当に計画された漫画やアニメのような軍事作戦 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    お笑いのような真面目な軍事作戦 これまでこのブログでも、冗談みたいな理由で起こった戦争や、間抜けすぎる軍事作戦、映画みたいな軍事作戦などなど、当にあったとんでもない戦争の逸話をたくさん紹介してきました。 ちょっと話が盛られてるところはありそうな気もしますが。 今回も「冗談でしょ?」と思ってしまうくらいぶっ飛んだ軍事作戦をピックアップします。 1.潜水鏡の上でカモメにウ◯チをさせる(イギリス軍) 対Uボート対策で真剣に検討された作戦 ドイツ軍のUボートは両大戦を通じて敵国の大きな脅威でした。 第一次世界大戦中、Uボートは商船や客船に大きな被害を与えており、イギリス軍はその対策に頭を悩ませていました。当時イギリスは対Uボート対策をいくつも研究していましたが、その中には「ハンマーを持った兵が筏に乗って潜水鏡を撃ち壊す」というものもありました。狂気の沙汰じゃありません。 もう一つ研究された奇妙な

    本当に計画された漫画やアニメのような軍事作戦 - 歴ログ -世界史専門ブログ-
    hirokinko
    hirokinko 2017/07/04
  • 「世界のカレー」の歴史 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    Image from  stu_spivack 皆で「パクス・カレーカレーによる平和)」を実現しようではないか カレーって素晴らしいと思いませんか? 安いし腹いっぱいになるし、奮発すれば贅沢もできる。パン好き・ご飯好き、肉好き・魚好き、野菜嫌い、辛党甘党、誰でもひとつの皿に受け入れる。 スパイスの成分は体にもいいのは勿論、セロニトンが分泌されてストレス解消や精神安定に効果がある。 悪いことが何一つないんじゃないでしょうか。 カレーより素晴らしいべ物ってこの世にないと思うんですよね、当に。 インド人と日人だけでなく、世界中の人が大好きなべ物がカレーなのです。「パクス・カレーカレーによる平和)」が実現できるのではないかとすら思います。 ということで、「パクス・カレー」を実現するために、いかに世界でカレーが受け入れられ愛されてきたかの歴史を見ていきたいと思います。 今回引用させていだ

    「世界のカレー」の歴史 - 歴ログ -世界史専門ブログ-
    hirokinko
    hirokinko 2016/03/18
  • WWEのヒールレスラーに見る「アンチ・アメリカ」 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    アメプロで「アンチ・アメリカ」はどう表現されたか 少しでも見たことある方はご存知でしょうが、プロレスの世界では「ベビー(正義)」と「ヒール(悪党)」のキャラ区別があります。 ずっとベビーやヒールをやっているレスラーもいますが、何かのタイミングで善悪入れ替わるのが普通で、「ベビーターン」とか「ヒールターン」とか言います。 アメリカン・プロレス(以下アメプロ)はこのキャラ区別が明確になっており、ベビーのレスラーが入場すると歓声で迎えられますが、ヒールのレスラーは大ブーイングで迎えられます。 そしてレスラー自身も、行動や言動で自分の悪党っぷりを表現します。汚いやり方で勝ったり、観客やレスラーを侮辱したり。 そんな中、たまに「ナショナリティ」を前面に押し出したり、「アンチ・アメリカ」を叫んで嫌われるヒールレスラーが登場します。 今回はアメプロのヒールレスラーの言動から、アメリカにおける 「アンチ・

    WWEのヒールレスラーに見る「アンチ・アメリカ」 - 歴ログ -世界史専門ブログ-
    hirokinko
    hirokinko 2016/02/09
  • 2016年度版・歴ログ正月用お暇つぶし記事集 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    お正月の暇な時に是非ご覧ください 2015年は合計で213の記事を書きました。 こうやって運営できているのも、見てくださる皆々様があってこそでございます。当にありがとうございました。 今年は検索経由でのアクセスをもたらしてくれる記事の大部分が生まれていて、ヒット記事もありますが、中にはあまり見られてないものもあります。 ということで、今回はお正月用に「長かったり、マニアックすぎて見られてないけど、ちゃんと読むと面白いもの」をまとめてみます。 言い換えると、ぼくが「もうちょっと多くの人に見ていただきたいなあ」と思っているものです。 お正月にヒマでしょうがない時にお読みになってはいかがでしょうか。 年間アクセスランキング 題に行く前に、2015年の記事のアクセスランキングをまとめてみます。 もし見逃しているものがありましたら、どうぞご覧ください。 【事件】無人島で男女が集団サバイバル生活を

    2016年度版・歴ログ正月用お暇つぶし記事集 - 歴ログ -世界史専門ブログ-
    hirokinko
    hirokinko 2015/12/31
  • 包茎手術の歴史 - 男はなぜ皮を切るのか? - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    切るべきか、むくべきか 女性には理解できないでしょうが、年頃の男子にとって「皮」は非常にセンシティブな問題です。どこの皮かというと、あの部分の皮です。 だいたい中学生くらいになると世の男の子たちは、どういうわけか「これはむくものだ」と理解して、試しにお風呂場とかでむいてみるのです。 ただし最初はひっじょーに痛い。傷口に針を差し込むぐらい痛い。 漫画「稲中卓球部」でも、"ビッグシティ"の竹田を講師に、前野、井沢、木下がおフロで皮をむく「むきむき講習会」なるものが開催されて、痛さのあまり悶絶する様が描かれていました。 この痛みは言わば男子の「通過儀礼」のようなものですが、世界には物理的に皮を刃物で切ってしまう「割礼」という習慣を持つ民族・部族が多くあります。 ある年齢になると、大人たちが暴れる子どもたちを取り押さえてチョキンとやってしまう。 非人道的だという批判もあるようですが、イスラム圏など

    包茎手術の歴史 - 男はなぜ皮を切るのか? - 歴ログ -世界史専門ブログ-
    hirokinko
    hirokinko 2015/11/06
    ひとつウエノ歴史
  • 【サーモン】鮭缶の世界侵略の歴史 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    "キング・オブ・缶詰" 鮭缶の歴史 今回の主役「鮭缶」ですが、馴染みがある人もいればそうでない人もいると思います。日は地方それぞれ濃い魚文化を持っていますから、鮭なんてほとんどわないという人も多いと思います。ぼくは九州出身ですが、小さい頃からあまり鮭をわなかった気がします。 ただ視野を世界に広げると、鮭缶が与えたインパクトは大きいものがあります。の多様化で地位は低下しつつあるも、鮭缶が歴史に残した業績は多大なるものがあるのです。 ということで、今回は鮭缶がいかにして世界の卓に登るに至ったかをまとめていきます。 記事三行要約 缶詰技術が開発されるとすぐに、鮭が大量に採れるアラスカで大量生産されるようになった 戦争中も広くべられた鮭缶は、イギリス人やアメリカ人に熱狂的に愛されるようになった イギリスとアメリカの経済・文化進出により、鮭缶が世界に広まっていった 1. 缶詰登場前の鮭

    【サーモン】鮭缶の世界侵略の歴史 - 歴ログ -世界史専門ブログ-
    hirokinko
    hirokinko 2015/10/27
    鮭缶おかゆに入れると美味いよねー
  • 1