大手衣料品チェーンのユニクロを運営するファーストリテイリングは、女性社員を中心に働き方の選択肢を増やそうと、正社員の一部を対象に、1週間に3日休むことができる週休3日制を、ことし10月にも導入することになりました。 本人が希望すれば、1週間のうち4日は勤務時間を8時間から10時間に延ばす一方、3日休むことができ、給与の水準は週休2日の場合と変わらないということで、ことし10月にも導入する計画です。 会社としては、子育てや介護を理由に主に女性の社員が辞めてしまうケースがあることなどから、生活状況に合わせて働ける制度を設けることで、地域の店舗で接客に当たる正社員の定着を図るねらいがあります。 人手不足への対応として、女性が働きやすい職場づくりが多くの企業に共通する課題となるなかで、働き方の選択肢を増やして人材を確保しようという動きは今後も広がりそうです。