PtoP(peer to peer)に特化したトラフィック管理製品を提供する英キャッシュロジックは,国内での製品販売へ向けて準備中であることを明らかにした。日本法人を設立するとともに,代理店による販売体制を整える。ただし,正式な時期は未定である。 ファイル交換ソフトなどによるPtoPのトラフィックが,世界中のISP(internet service provider)を悩ませている。同社の調査によると,ISPのバックボーンに占めるPtoPトラフィックの割合は,下りで平均50~60%,上りで平均70%強になるという。 一部のISPはPtoPのトラフィックをシェーピングしたり,遮断することで対策を実施しているが,ユーザーの反発を受け,解約につながりかねない。そこでキャッシュロジックは,PtoPのトラフィックをキャッシュし,バックボーンへの影響を抑えるアプローチを採る。 具体的には,PtoPコン