今日のキーワード メタン 化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...
〘 名詞 〙 ( [英語] feedback )① 電気回路で出力したものの一部を入力の側にもどすこと。帰還。② 社会学・心理学・教育学の用語。ある方式を補強修正するため、一定の行動を行なった後、その結果の反応をみて行動を変化させること。転じて、動作や行為などにおいて、その結果を原因にてらしあわせ、原因を調整していくこと。〔原子と椎茸と(1954)〕 本来は制御工学や通信工学の用語。帰還ともいう。N.ウィーナーがサイバネティックスの中心概念の一つとして取り上げてから一般的にも使用されるようになった。例えば入力をある割合で増幅し出力する増幅器のように,入力によって出力が決まるシステムで,出力(の一部,あるいは出力に関連して決まる作用)を入力に加え,出力に影響を与えることをいう。またこのようにすることをフィードバックをかける,このようになっていることをフィードバックがかかっているなどという。
…つまり,国際機構が国家あるいは他の国際機構と締結する文書による合意も,今日では条約と考えられている。 条約には,日米安全保障条約のように〈条約treaty〉という呼称のついたものもあれば,協定agreement,憲章charter,規約covenant,規程statute,取極(とりきめ)arrangement,交換公文exchange of notes,議定書protocol,宣言declarationなどの異なった呼称のついたものもある。いずれも,国際法主体間の公式の文書による合意であれば,条約であることに変りはない。… 【条約】より …国際社会の組織化に伴って,国際機構が当事者となって締結する条約の数が増加する傾向にある。 具体的な条約は個々の場合に必ずしも〈条約treaty〉と呼ばれるわけではなく,〈取極arrangement〉〈協定agreement〉〈憲章charter〉〈規
レジリエンスとは,困難で脅威を与える状況にもかかわらず,うまく適応する過程や能力,および適応の結果のことで,精神的回復力とも訳される。従来,心理学においては,個人が困難な状況や脅威にさらされる状況を長い間経験することは,なんらかの問題を生じさせるものであるという考え方が通例であった。しかし,長期間にわたる大規模な追跡調査が行なわれるようになるにつれて,悲惨な出来事を経験しているからといって,必ずしもつねに不適応状態に陥るわけではないこと,そのような経験をしていたとしてもうまく適応する人びとが少なくない割合で存在していることが明らかにされた。たとえば,ウェルナーWerner,A.S.とスミスSmith,R.S.(1992)は,ハワイのカウアイ島で30年間にわたって行なわれた追跡調査の内容について報告した。その調査では,生後しばらくの間に比較的多くの悲惨な状況を経験した子どもたちであっても,青
〘 名詞 〙 小豆(あずき)を入れない白いこわめし。小豆を入れた赤飯に対していう。しろむし。[初出の実例]「伏見までの夜食にせよとて赤飯白(シラ)むし餠酒を小船に積でくばりありく」(出典:浮世草子・当世乙女織(1706)六)
1 人になかなか慣れないあばれ馬。 2 性質が激しく、わがままで好き勝手に振る舞う女性。「じゃじゃ馬娘」 [類語]おてんば・はすっぱ・おきゃん・尻軽・ボーイッシュ・ギャルソンヌ・フラッパー・マスキュリン・蓮葉はすは・あばずれ・跳ね返り・跳ねっ返り・男勝り・小こ悪魔・ずべ・ずべ公 〘 名詞 〙① 人に慣れないあばれ馬。荒馬。駻馬(かんば)。[初出の実例]「邪々馬に神主一人引のせて 夜前ふしぎの夢の御たづね」(出典:俳諧・西鶴大句数(1677)八)② ( 比喩的に ) 性質が激しくて、他人の言うことを聞かずに暴れまわる者。あばれ者。[初出の実例]「金山は立ち姿少じゃじゃ馬也」(出典:評判記・長崎土産(1681)三)「挨拶人も一群に、まくり立てたるじゃじゃ馬(ウマ)親仁」(出典:歌舞伎・和布苅神事(1773)二)③ 特に、夫や目上の者などの言うことを聞かないおてんばな女。[初出の実例]「じゃじゃ
[名・形動] 1 物の品質や出来ばえなどが、すぐれてよいこと。また、そのさま。優秀。「上等な品」⇔下等。 2 申し分がないさま。結構。上出来。満足。「マラソンで10着に入れば上等だ」 3 等級が上であること。等級が上のもの。 「船賃は―にて十円か十五円」〈福沢・福翁自伝〉 [補説]2は、「喧嘩上等」「左遷だって。上等じゃないか」のように、一般には避けるのが普通の物事に向こう見ずに飛びついたり、落胆するような場面でそれがどうしたと居直ったりする気分で使うことがある。 [派生]じょうとうさ[名] [類語](1)(3)高級・一流・高等・高度・高次・高段・上級・上質・最高級・極上・最上・特上・特等・特級・ハイレベル・ハイブロー・ハイクラス・ハイスペック・ハイクオリティー・ハイグレード・トップクラス・ハイエンド・ハイソ・ハイソサエティー・エグゼクティブ・良質・良い・優良・佳良・純良・良好/(2)見事
〘 名詞 〙① ( 動転 ) うつりかわること。移動・転変すること。[初出の実例]「境界風不二動転一、心海湛然无二波浪一」(出典:中臣祓訓解(12C後))② びっくりして度を失うこと。非常に驚きあわてること。仰天。[初出の実例]「心隙なく謡(うたひ)を用意し持ちたる、かくてこそどうてん有まじけれとて、褒美せられし也」(出典:申楽談儀(1430)音曲の心根)「母子は動顛して殆ど人心地を失ひぬ」(出典:金色夜叉(1897‐98)〈尾崎紅葉〉前)
〘 名詞 〙 ( [英語] motivation ) 動機づけのこと。個体の行動を引き起こす動因。また、そういう動因を与えること。動機づけの動因としては欲求、均衡の破れた状態、または緊張状態などが考えられている。学習指導の場合は、学習意欲をかきたてること。特に、導入の過程で関心を引き出すことをいう。[初出の実例]「『かういって、私達はその抱いてゐた心持をグングン出した』(田山花袋『夜座』)という言葉は彼等のモチヴェーションをよく示している」(出典:日本の思想(1961)〈丸山真男〉二) ・motivation ・モチベーションとは、人が一定の方向や目標に向かって行動し、それを維持する働きを意味し、「動機づけ」「やる気」とも呼ばれ、人間の行動がいかにして始動し・方向づけられ・維持され・停止していくのか、そしてこれらが進行する過程でどのような反応が人間有機体の内部に生起するのか、を説明するのに
… 一般に野生の状態では劣位の個体は優位個体との出会いを避けるので,優劣関係がはっきりみられることは少ないが,鳥類ではつつきの順位をみたり,餌づけされたニホンザルやニホンジカの場合には,2個体の中間にそれぞれミカンやせんべいを投げ与えて,どちらが先に取るかをみる,いわゆる〈ミカンテスト〉や〈せんべいテスト〉などで明らかにすることができる。ニホンザルではミカンテストの結果得られた順位が,食物といった直接的な要求物のないところでも,優位個体の劣位個体に対する馬乗り行動(マウンティングmountingともいう)によって常時確認されている。 順位には,群れが移動して行くにつれ,群れの占める位置によって構成メンバー間の順位が変わるものと,どこに移動しようと不動のものがある。… 【分光器】より …(8)非分散型分光器non‐dispersive spectrometer 色ガラスフィルター,干渉フィル
[名](スル)《戦場で、進むことを「かけ」、退くことを「ひき」というところから》 1 商売や交渉・会議などで、相手の出方や状況に応じて自分に有利になるように処置すること。「―がうまい」 2 戦場で、時機を見計らって兵を進めたり退ひいたりすること。 [類語]交渉・談判・渉外・外交・掛け合う・折衝・直談判・直談・膝詰め談判・談じ込む・ねじ込む・取引 〘 名詞 〙① 馬を操って前進したり後退したりすること。転じて、戦場で、機に応じて、攻めたり退いたりすること。かけひけ。[初出の実例]「久我縄手は路細く深田なれば、馬の懸引(カケヒキ)も自在なるまじ」(出典:太平記(14C後)八)「進退懸引(カケヒキ)の道、其理を得ざるといふことなし」(出典:読本・昔話稲妻表紙(1806)一)② 商売、交渉などで、相手の出方や事情に応じて、自分に有利になるように処置すること。臨機応変の処置。策略。[初出の実例]「先
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