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ブックマーク / cpainvestor.com (31)

  • 「建設で勝負しない」建設業 | cpainvestor.com

    横浜マンションの杭打ち問題で水を差された形にはなったものの、復興需要にオリンピック需要が加わり、建設業はどこも人手不足、大手ゼネコンは軒並み決算好調とのニュースを目にしました。 そんなに業績好調ならば、建設業にも一過性ではなく、地力をつけた会社があるに違いないと思い、久しぶりに下記の条件で財務数値のスクリーニングをしてみたところ、ヒットしたのはわずかに2社しかありませんでした。 1.総資産経常利益率が過去5年間継続して10%以上(経営効率の持続性) 2.株式時価総額500億円以上(中堅企業以上の安定性と株式流動性) 3.  来期も増収増益見込(見通し良好) 「相続における節税ソリューション」 1社目は、皆様おなじみ、いい部屋ネットの「大東建託」です。 全国津々浦々、猛烈営業マンが巡回しており、少しまとまった土地を見つけるとすかさず地主にアパート建築+一括借り上げを提案する、あの会社です。こ

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    hiroomi 2015/12/05
  • 「属人性排除」+「ローコストオペ」の最強モデル | cpainvestor.com

    私が最近セミナー等でとりあげる元気な会社にアークランドサービス(3085)とスタジオアリス(2305)があります。前者はかつ丼「かつや」の飲チェーン、後者はショッピングモールに必ず入っている子供写真館として、ご存知の方も多いはずです。この2つのビジネス、一見何の関わりもないもないように見えますが、経営者目線で見れば、そのビジネスモデルが極めて似通っていることに気がつくでしょうか。 誰でも揚げられるようになったおいしいとんかつ アークランドサービスのここ5年の業績は極めて堅調で、「かつや」を毎年、直営、FC双方の形式でハイペースで出店し、既存の飲店、特に町のとんかつ屋さんから客を奪い続けています。 このお店では、通常のかつ丼が一杯490円で提供されています。店舗に行ったことのない方は「安かろう、まずかろう」と思うかもしれませんが、そんなことはありません。少なくとも私は町の(有名店ではない

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    hiroomi 2012/08/10
    「「誰でもできる仕事(英語ではマックジョブというみたいですね)」に変わり、今、多くの業種でこの「マックジョブ化」が進んでいます。」
  • 「ダイソーが来たらすぐに逃げる」という発想は見習いたい | cpainvestor.com

    今週某所で実施したセミナーでは、企業分析の題材として百円ショップをとりあげました。少子高齢化進む市場において国内小売業はどこも厳しいですが、100円ショップの業界に関しては、デフレ経済の追い風もあり、業界大手は規模拡大を続けています。 この業界の圧倒的な1位はダイソー(直近年度の売上高約3,400億)で、その後を、九九プラス(約1,400億)、セリア(約800億)、キャンドゥ(約600億)、ワッツ(約400億)が追いかける構図となっています。 「究極の薄利多売モデル」とも言える百円ショップの業界で、明らかに業界の弱者と言えそうな、ワッツ(2735)が毎期着実に利益を確保し、成長を続けているのは特筆に値します。 ワッツのIR説明会での社長のおもしろプレゼンの中で、私が特に気に入ったのが、「ローコスト出退店」というキーワードです。別業態の既存店舗を改装して自社店舗とすることで出店コストを抑える

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    hiroomi 2012/05/25
    弱みを強みに
  • レバレッジ投資の心得 5カ条 | cpainvestor.com

    年初より、ユーロ圏の一部の国を除いて、先進国の株価は軒並み好調です。特に日株は、TOPIXの上昇率が17%超となるなど、久しぶりの大幅上昇でホクホク顔の投資家さんも多いのではないでしょうか。  私はというと、昨年の住宅購入時に運用資金の大半をいったんは現金化してキャッシュポジションを高めたものの、10月以降、固定金利での住宅ローンを抱えながらも、再び少しずつ資金を株式市場に投じてきました。年明け以降の私個人の運用パフォーマンスは15%弱と、指数にはおいていかれているものの、個人的には、現状の運用方針のもとでは出来過ぎなぐらいの成績ではないかと感じています。  リーマンショックの際には大量の米銀株を集中購入するなど、私も果敢に攻めておりましたが、さすがに住宅ローンを抱えて以降は、以下の「レバレッジ投資の心得5カ条」を肝に銘じて「ビビル君」に徹しております。 ?フルインベストメントはしない。

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    hiroomi 2012/04/04
    AIJの社長がここまで返答はしてないな。
  • 不況期こそ自己投資 | cpainvestor.com

    だいぶご無沙汰してしまいました。 10月以降、仕事と大学院の両立で毎日ギリギリの生活が続き、ブログどころか新聞すら読めない日が続いておりました。一昨日、大学院の年内最後の課題を提出し、昨日は子供達を鉄道博物館に連れていって精いっぱい今年の罪滅ぼしをし、仕事、大学院、家族とようやく一息つくことができる状況になりました。 社会人になって14年、職場でもすっかり「中堅」となってしまい、この年になって「学生証」を持つのはかなり抵抗もありました。ただ読者の皆さんの参考にもなるかもしれないと思い、社会人大学院に行ってみて良かったことをいくつか列挙します。 ○時間と仕事の質に対する意識の大幅な変化 週末、通勤時間、出張時の移動時間などほぼ全てが課題の作成や論文の読み込みなどに追われ、一分一秒が貴重というような状況が続くと、仕事の方も単純に「生産性を高める」だけではまったく追いつかなくなり、「どれを残して

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    hiroomi 2012/01/04
    「実務でやってきたことの理論的裏付の底上げ」
  • 卵はひとつの籠に盛るな | cpainvestor.com

    東北関東大震災では、東北地方を巨大な津波が襲い、その後は原発危機で日中が騒然となり、14日からは、日の資市場にも津波が襲いました。 原発危機と資市場の危機については、まだまったく予断を許さない状況にありますが、いずれも自分が事後的にできることを行った後は、静観するしかありません。 原発危機について、まったくもって痛切に思うのは、「なぜ、同じ場所に6基も作ったのか?」ということです。 もちろん近隣住民対策や設置コストだけを考えれば、一つ一つ分散して立地させていたのでは割りに合わないのでしょうが、次々に発生するトラブルを見ていると「コストをかけても分散すること」の大切さを改めて感じます。 14日から押し寄せている国内資市場への大津波もまったく同様です。相場の好調がしばらく続いておりましたから、買い建ての信用取引で多くのポジションをはっていた方も、相場下落時よりもずっと多かったのではな

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    hiroomi 2011/03/17
    「なぜ、同じ場所に6基も作ったのか?」
  • ムダの効用 | cpainvestor.com

    現役会計士が語るビジネス・会計・投資コラム このWebサイトに記載された事項は執筆者の私見であり、執筆者の所属ないし関係する機関・組織の見解ではないことをお断りしておきます。 先週は地方出張がありましたので、だいぶ書籍が読めました。面白かったものを、自分自身への備忘録を兼ねて紹介します。 働かないアリの意義 1冊目はwww9945さんオススメの長谷川英祐著「働かないアリに意義がある」です。この著者は、アリやハチなど、繁殖・労働といった分業が進んだ個体同士が集団を作って暮らす昆虫(真社会性生物というそうです)を専門に研究している生物学者だそうです。この方が取り組んだ有名な実験は、いわゆる「80:20の法則」がアリの世界にも存在することを発見したものです。 野外のアリの巣(コロニー)から採取した1匹の女王アリと150匹の働きアリから成る実験コロニーを作って、個体識別できるようにマーキングして1

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    hiroomi 2011/01/24
    「最新著作「ザ・ベロシティ」」
  • JALの窮境原因について考える(その1) | cpainvestor.com

    現役会計士が語るビジネス・会計・投資コラム このWebサイトに記載された事項は執筆者の私見であり、執筆者の所属ないし関係する機関・組織の見解ではないことをお断りしておきます。 選挙も終わり、新政権の経済政策が注目される今日この頃ではありますが、いくつかの国策企業について、公的資金での支援をすべきか否か大きな注目が集まっています。 特に日航空(以下JALとする)については、過去にも何度か経営危機が噂され、つい先頃には、政府保証の投融資という形で政策投資銀行から巨額の「政策資金」が注入されました。 JALの経営状況に関しては、「サービスがいまいちなのに従業員の給料が高い!」ですとか、「OBの年金が優遇され過ぎている!」ですとか、「綱渡りの資金繰り」ですとか断片的なマスコミ報道が沢山なされていますが、今回から何回かに渡り、有価証券報告書と決算説明会資料という対象企業が開示している一次情報を用い

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    hiroomi 2009/12/23
  • 消費者が思わず動く、心のホットボタン | cpainvestor.com

    現役会計士が語るビジネス・会計・投資コラム このWebサイトに記載された事項は執筆者の私見であり、執筆者の所属ないし関係する機関・組織の見解ではないことをお断りしておきます。 不況の深刻化で、以前にも増してモノやサービスが売りにくくなっていることは、景況感に敏感な投資家の皆さんはもちろん、経営や営業の現場にいらっしゃる方々全てが実感されているのではないでしょうか。こうした状況を打開すべく、いくつもの企業が、前回コラムで分析したメガネのマーケットではありませんが、「そこそこ品質の良いものを値下げして大量に売るオペレーション」を確立することで、売上を確保する方向に動いている気がします。 しかしながら、コメント欄でnyさんが指摘してくれているように、値下げは麻薬的な要素を持っているのもまた事実です。「薄利多売」は、「多売」をコンスタントに維持することができて初めて成立するため、一時期の消費者の「

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    hiroomi 2009/09/28
    「時には消費者自身も気付いていないような潜在ニーズをうまくくみ上げることで生まれる、顧客に行動を促す」
  • 投資は結局、「皆が買えない時に買えるか」に尽きる | cpainvestor.com

    現役会計士が語るビジネス・会計・投資コラム このWebサイトに記載された事項は執筆者の私見であり、執筆者の所属ないし関係する機関・組織の見解ではないことをお断りしておきます。 以下、時事通信の記事より一部抜粋、転載です。 ノルウェー中央銀行は14日、同国の政府年金基金による株式保有額が、6月末時点で全世界の株式時価総額の1.0%に達したことを明らかにした。昨秋の経済危機以降、世界の株価が急落・低迷する局面で、株式投資を積極化させたため。利益面でも、4-6月期の運用成績は株価反騰を受け12.7%、運用評価益は2700億クローネ(約4兆2500億円)に達し、同基金として過去最高の四半期益を計上した。 結局、長期的な運用のパフォーマンスを上げるためには、「皆が買えない時に、まっとうな会社の株をひたすら買い続けることができるか否かにつきる」ということが、上記の記事を読むと改めてよくわかりますね。こ

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    hiroomi 2009/08/15
  • どの部分を切り、どの部分を残しているか? | cpainvestor.com

    現役会計士が語るビジネス・会計・投資コラム このWebサイトに記載された事項は執筆者の私見であり、執筆者の所属ないし関係する機関・組織の見解ではないことをお断りしておきます。 6月にある企業様の財務研修を引き受けていることもあり、最近少し時間ができると、様々な企業の2009年3月期の決算短信に目を通しています。今年の決算を見ていると、当に「構造改革費用」というような、一見前向きなネーミングの特別損失計上が多いです。 構造改革費用の中身は、たいてい、事業撤退に伴う在庫評価損、固定資産の除売却損、リース解約損、割増退職金、再就職支援コストなどから成り立っています。これらの費用は決算書を見る限り、3月末決算時では未払となっていることが多いことから推測するに、失業者数などはこれから夏までに更に増加することになるのだと思います。 こうした費用を計上した企業は、2010年3月期以降の固定費の水準が下

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    hiroomi 2009/05/31
    「今年の決算は「構造改革費用」という特別損失が多い」「中身は撤退に伴う在庫評価損、固定資産の除売却損、リース解釈損、割増退職金、再就職支援などから。3月末時点未払となっている。失業者数は今後増加」
  • cpainvestor.com | 専門家も真価を問われる時代

    現役会計士が語るビジネス・会計・投資コラム このWebサイトに記載された事項は執筆者の私見であり、執筆者の所属ないし関係する機関・組織の見解ではないことをお断りしておきます。 日々、目の前の仕事に忙殺されているうちに、日経平均が再び8,000円を割ってきました。実体経済の悪化が段々と浸透してきて、多くの企業において、業績下方修正が相次いでいます。 私の現在のメイン業務であるM&A関連の調査業務は、市況の影響をもろに受ける業種ですから、秋以降の実体経済の更なる悪化は肌感覚でわかります。投資ファンドなど、いわゆるファイナンシャルバイヤーと呼ばれるプロ投資家からのお問い合わせは、ごく少数の実績あるファンドを除き、ここのところほとんどなくなりました。 新聞紙面をにぎわしている日企業が海外企業を買収する、いわゆるIn-Out型の大型M&Aは、円高の影響もあって夏以降も活発に推移しているものの、これ

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    hiroomi 2008/11/21
  • cpainvestor.com | 超長時間労働を厭わない組織風土をいかにして変えていくべきか

    現役会計士が語るビジネス・会計・投資コラム このWebサイトに記載された事項は執筆者の私見であり、執筆者の所属ないし関係する機関・組織の見解ではないことをお断りしておきます。 1年半ほど前、今の主だったメンバーと仕事をするようになって、心に誓ったことが一つあります。「どんなにつらい状況に追い込まれたとしても、絶対に徹夜だけはするまい!」という信念です。 私が来る前の今のメンバーの組織は、「クライアントの期待に応える報告をするためには、何日か連続の徹夜も辞さない!」という方々が集まっていました。というか、そういう方しか残れない組織になっていました。「いくら日程的にタイトな状況に追い込まれることが多いM&A関連業務とはいえ、この状況は酷すぎる。体力的、精神的につらいからと言って反発して逃げるのではなく、自分が絶対にこの組織風土を変えてやる!」そう固く誓って、今のメンバーに合流しました。 それか

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    hiroomi 2008/09/26
  • 不況の足音 | cpainvestor.com

    現役会計士が語るビジネス・会計・投資コラム このWebサイトに記載された事項は執筆者の私見であり、執筆者の所属ないし関係する機関・組織の見解ではないことをお断りしておきます。 日の日経NETより引用です。 日銀は19日の金融政策決定会合で、金融政策を現状維持し、政策金利を0.5%に据え置くことを政策委員7人の全員一致で決めた。会合後の公表文で「景気は停滞している」と明記し、景気後退局面入りとの認識を事実上示した。 ようやく、日銀もはっきりと「これから不況に入りますよ」と意思表示したわけですが、景況感に敏感な個人投資家の皆さんにしてみれば、「今頃何を言っているのですか?」という感じかもしれません。 M&Aに関連する仕事に携わるようになって、IPOの仕事を中心にしていた時以上に企業の景況感をより敏感に感じるようになりました。年明け以降、まず、外資系投資ファンドのからのお問い合わせがパタリとや

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    hiroomi 2008/08/19
  • レバレッジを使いこなすための「覚悟」 | cpainvestor.com

    現役会計士が語るビジネス・会計・投資コラム このWebサイトに記載された事項は執筆者の私見であり、執筆者の所属ないし関係する機関・組織の見解ではないことをお断りしておきます。 最近の不動産銘柄の相次ぐ倒産を見ていると、金融機関からの融資の蛇口が、当にきつく締まってきたことを実感します。これは、何も不動産だけに限らず、M&Aのための買収ローンなども、最近は当につかなくなったと聞きます。金融機関は、「バブル崩壊の教訓」を記憶している世代がまだ社内に残っていることもあるのでしょう。優良な金融機関ほど、今回は早め早めの損切り、折り返し融資の停止などで、バランスシートのスリム化に動いているようです。アーバンコーポレーションの債権者に一行のメガバンクもいなかったことが、このあたりのことを象徴しているような気がします。 レバレッジ(ここでは有利子負債と定義します)を活用すると、少ない自己資で大きな

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    hiroomi 2008/08/19
  • 「パワーポイントに箇条書き」を読まされる苦痛 | cpainvestor.com

    現役会計士が語るビジネス・会計・投資コラム このWebサイトに記載された事項は執筆者の私見であり、執筆者の所属ないし関係する機関・組織の見解ではないことをお断りしておきます。 最近は、「スタッフを育てることに時間を使うこと」を、意識的に心がけていることもあって、「人の書いたものを読む機会」がとても増えています。私達のようなM&Aの調査業務を担当する会計士のキャリアバックグラウンドとして圧倒的に多いのは、「大手監査法人で会計監査業務だけを〇年経験してきた」というものです。このような経歴の若手スタッフに調査レポートを作らせると、一番最初にぶち当たるのが、実は、「読み手にとってわかりやすい文章が書けない」という問題です。 会計監査という仕事は、「決まった会計基準に従って、会社の帳簿が作られているかどうか」を決まった手順に沿って、検証していく作業です。作成しなければならない多くの書類に定型フォーマ

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    hiroomi 2008/08/14
  • 契約どおりの仕事をするのが専門家ではない | cpainvestor.com

    現役会計士が語るビジネス・会計・投資コラム このWebサイトに記載された事項は執筆者の私見であり、執筆者の所属ないし関係する機関・組織の見解ではないことをお断りしておきます。 新しい組織に来て、違和感を感じることのひとつに、「尋常ではないレベルのコンプライアンスの厳しさ」というものがあります。看板があるからこそなせる業なのでしょうが、あまりに保守的過ぎて、古くからのお客様から、お小言を頂戴することも多い今日この頃です。 いくらM&Aの調査業務は非定型業務が多いとはいえ、契約の一言一句まで、作業単価の高いプロジェクトマネージャーが何時間も使ってクライアント及び組織内のコンプライアンス部門とゴリゴリ交渉し続けていると、「この作業は付加価値を生んでいるのか」と思うことも多く、当に消耗します。 ただ、私自身、以前の組織で、貸倒を作ったり、危ない目にも何回か遭ってきたので「一定の手続きを踏むことの

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    hiroomi 2008/08/14
  • 「組織人」として生きるか、「個人」として生きるか | cpainvestor.com

    現役会計士が語るビジネス・会計・投資コラム このWebサイトに記載された事項は執筆者の私見であり、執筆者の所属ないし関係する機関・組織の見解ではないことをお断りしておきます。 最近は、そこそこ大型のM&A案件を任されるようになり、組織人としてチームプレーに徹する時間が増えています。それなりのプロフェッショナルが何人か集まって、看板を活用して仕事をすると、決して個人の一会計士ではできない大きな仕事ができますし、第一線の現場で得られる「知」は多く、また、プロジェクトが成功した時の達成感も大きいです。 ただ、一方で、人を育てることに徹して、自分は交渉役や調整役ばかりしながら長時間労働をしていると、ものすごくストレスがたまることがあります。なぜなら、個人会計士としての「力量」を試す機会が少なくなる上、「決して出る杭にはならないよう、組織のルールに忠実になって静かにしていること」が求められることにな

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    hiroomi 2008/08/14
  • コントロールと組み立ての妙 | cpainvestor.com

    現役会計士が語るビジネス・会計・投資コラム このWebサイトに記載された事項は執筆者の私見であり、執筆者の所属ないし関係する機関・組織の見解ではないことをお断りしておきます。 今年の自分自身の仕事上の具体的な課題として、「コントロールと組み立ての妙で、130キロのストレートでも強打者から三振をとれる、いぶし銀のピッチングを目指す」というのがあります。 こう言っても何を意味するのかは、読者の皆さんにはわからないかもしれないので、もう少し具体的に説明します。 私が最近、主力業務としているM&Aでの企業調査は、顧客(主にはターゲット企業のバイヤー)の要望が千差万別であるため、常にフルオーダーメイドの対応が求められます。また、顧客の納期に対する要求は非常に厳しいにもかかわらず、それなりに大きな予算を使うこともあって、多くの無理難題、追加作業を私達に求めてきます。ちょっと段取りが悪かったり、現場でミ

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    hiroomi 2008/08/14
  • 「立ち位置」の重要性 | cpainvestor.com

    現役会計士が語るビジネス・会計・投資コラム このWebサイトに記載された事項は執筆者の私見であり、執筆者の所属ないし関係する機関・組織の見解ではないことをお断りしておきます。 前々回に「顧客の期待値を上回るサービスの重要性」、前回に「顧客の期待そのものをマネジメントすることの重要性」について書きましたが、今日はその最終編として、「立ち位置(英語ではポジショニングとでも言うのでしょうか)の重要性」について書きたいと思います。 前回に引続き、スポーツの例で恐縮ですが、サッカーJリーグが発足した頃のスター選手に、武田修宏というヴェルディ川崎の選手がいました。彼はヘディングや足技が特に優れているわけでもなく、フィジカル面で強かったという印象もないのですが、コーナーキックなどの際に、彼がファーサイドのポストの近くで待っていると、「こぼれ球が必ず転がってくるのではないか」と思わせるほど、いわゆる「ごっ

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    hiroomi 2008/08/14