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ブックマーク / web2.chubu-gu.ac.jp (2)

  • 作業記憶(ワーキングメモリー)って何?

    思考過程で使われる記憶:作業記憶 前頭葉損傷の患者さんでは「宣言記憶」も「手続き記憶」も比較的良く保たれているのですが、作業記憶と呼ばれるタイプの記憶が障害されます。 作業記憶(ワーキング・メモリー)という概念を最初に提唱したバドレーBaddeley (1986)によれば、作業記憶とは「理解、学習、推論など認知的課題の遂行中に情報を一時的に保持し操作するためのシステム」です。ちょっと分かりにくい言い回しですが、要するに、ものごとを考えるときに使う記憶ということです。記憶というと、憶えておくべき内容を記憶の引き出しに入れておいて、必要に応じて取り出すような単純なイメージを持ちがちです。一方、私達が考えるときは複数の内容を同時に心に留めておかないと、それらの関係を判断することはできません。このタイプの記憶は考えているあいだ頭の中に存在すれば良いので短期記憶の一種です。しかし、電話番号を憶えてお

  • 記憶の分類

    記憶の持続時間による分類 記憶には、様々なタイプがあります。最も単純な記憶のタイプ分けは記憶時間の長さによるものです。時間的な持続の違いから、短期記憶(short-term memory)と長期記憶(long-term memory)に分けます。短期記憶の例としてよくあげられるのは電話をかけるまでの数分間、電話番号を憶えているような場面です。電話がつながってしまえばその電話番号を憶えている必要はありません。短期記憶には留めておくことのできる情報の容量に限界があるという特徴があります。数字の系列を憶えるテストや、単語を憶えるテストでは、一度見たり聞いたりしただけで憶えることができるのは5-9個(平均7個)までです。また、数十秒以上憶えておく必要がある場合は、繰り返し口に出して言うなどのリハーサルが必要です。干渉に弱いというのも短期記憶の特徴です。電話をかける直前に別の数字を言われたりするとこ

    hiroomi
    hiroomi 2013/06/28
    「短期記憶(short-term memory)と長期記憶(long-term memory)」
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