JR北海道は3日、大雨による線路脇の陥没や土砂流入で運転を見合わせているJR石勝線追分(胆振管内安平町)―新得(十勝管内新得町)間について、4日午前11時ごろに上下線とも運転を再開すると発表した。復旧は4日ぶり。今春からの運転手の長時間労働規制に伴う「2024年問題」も影響し、物流ではトラック代替を断念したケースがあったほか、JR北海道は代行バスを走らせなかった。関係者からは「鉄路の不通が長引けば、影響は深刻化した」との声も上がる。...
JR北海道は、来年3月16日のダイヤ改正で全席指定席化する四つの主要特急について、従来の割引切符の販売を廃止する。インターネット予約サービス「えきねっと」の割引を拡充し、早期予約を促す。ただ、ネット経由でしか割引を受ける機会がなくなるため、スマホやパソコン操作が不慣れな人にとっては、負担が増す制度変更となりそうだ。 自由席をやめ全席指定席化する特急は北斗(札幌―函館)、すずらん(同―室蘭・東室蘭)、おおぞら(同―釧路)、とかち(同―帯広)。これらについて往復割引やオプション特急券など従来の割引切符の販売をやめ、割引はえきねっとで購入する方式に統一する。 これまで自由席を利用してきた乗客は、指定席との料金差額の約500円分が新たな負担になる。さらに、割引を受けるには必ずネットで事前申し込みが必要で、えきねっとに登録しなければ事実上の値上げになるケースも出てくる。
【釧路町】釧路管内標茶、厚岸両町で60頭以上の牛を襲った雄のヒグマ「オソ18」を駆除したハンターへの抗議が相次いでいる。ハンターが勤務する同管内釧路町には二十数件の電話やメールがあり、大半は「クマがかわいそう」といった道外からの批判だ。ハンター本人にも同様の電話が相次ぎ、批判を恐れて取材に応じることもできない状態という。猟友会関係者は「ハンターが萎縮し、駆除の担い手がいなくなってしまう」と危惧する。 オソは7月30日、釧路町職員でハンターの40代男性が駆除した。ハンターの男性から当時の状況について報告を受けた後藤支部長によると、男性は同日朝、町内の牧草地で、地面に伏せたクマ1頭を発見。車で約80メートルの距離まで近づいても立ち去らないため、人を恐れない「問題個体」と判断し、運転席から撃った後、約20メートルの距離まで近づき、さらに2発続けて撃った。
札幌ドームを大型の暗幕で仕切る「新モード」。客席の規模をほぼ半分にすることで幅広いアーティストを誘致する=3月 札幌ドーム(札幌市豊平区)が、プロ野球北海道日本ハムの北広島市への本拠地移転による減収対策の柱として、総事業費約10億円を掛けて2万人以下の中規模コンサート用に今春導入した「新モード」の利用が1件も決まっていないことが分かった。本年度は新モードで6件の開催を目指すが難航。ネーミングライツ(施設命名権)売却のめども立たず、赤字額は当初想定の2億9400万円から膨らむ可能性がある。 「客席を半分にすると、アーティストは『自分たちはドームを埋められないんだ』と気落ちする。だから新モードは勧められない、という話をイベント関係者から聞いた」。ドーム内を暗幕で仕切り、コンサート規模を半分以下にする新モードの現状について、札幌市幹部はこう明かす。
JR北海道が、無人駅42駅の廃止を検討していることが分かった。全駅(334駅)の約1割に当たる。このうち宗谷線初野(上川管内美深町)など4駅は、来春のダイヤ改正時に廃止するか、地元自治体に管理を移管する方向で調整を進める。JRはこれまで、廃止する駅について「乗車数が1日平均3人以下」と目安を示していたが、経費節減に迫られている上、除雪などの労働力不足が深刻さを増していることから、対象の駅を明確にして自治体との協議を急ぐ。...
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く