すぐに結論なんて出なくていい、でも考え続ける。流され続けていくのではなくて。 そして行動を起こし、何かを生み出す。 『失敗の心理学 ミスをしない人間はいない』 芳賀繁・著、日経ビジネス人文庫、2004年10月。 失敗を何のせいにしますか? 物事が起きたとき、人はその原因を何かに結びつけて考えます。科学的な因果関係の推定とは違う、心理的、直感的な理由づけ、言い訳です。これを心理学では「原因帰属」といいます。 失敗の原因帰属にはおもに四つの方向があります。帰属の方向とは「せいにする何か」です。 一つは、不運。 2番目は、能力不足。 3番目は、他人や外的状況。 4番目は、努力不足。 この四つを分類すると、「不運」と「他人や外的状況」は自分以外のもの、外部の要因に原因を見つけ、「能力不足」と「努力不足」は自分自身のせいにしています。また、「不運」「能力不足」「他人や外的状況」は自分の力でコントロー
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