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ブックマーク / www.foodwatch.jp (6)

  • 日本農業はユーザー無視の歪んだ農業 - FoodWatchJapan

    北海道の加工用ジャガイモの荷受け場での品質検査。ここでの善し悪しで加工のしやすさと生産者の手取りが決まる(記事とは直接関係ありません) 日の農業は、とくに加工用の野菜生産に弱い。多くの方は、加工野菜というのは“B品”であろうと勘違いしているようだが、実は加工用のほうが品質の要求基準が高く、難しい。とくに、品質が均一であることが求められるのだが、前回説明したように日の農業の現場には気候的、土壌的に均一化を阻む壁があるために難しい。 品質を語るには品質の均一化が大前提 「品質」と言った場合、多くの方が高品質のものであるかどうかということで考えがちだが、実際に品質を語るためには、まず品質の均一化が必要ということを忘れている。農産物としては正しいと言えるには、まずそこが満足できていることだ。 安定品質を目指すということは、見方を変えれば、高品質のものが出来るようにするよりも、低品質のものが出来

    日本農業はユーザー無視の歪んだ農業 - FoodWatchJapan
    hiroomi
    hiroomi 2019/07/29
    "なぜ通用しないか、その理由の一つは、何をもって“高品質”とするのかが曖昧だからだ。生産者と需要者で納得し合える“高品質”の基準が共有されていない。"一部でよいからスペシャルで売る。
  • 食べ物の恨みが歴史を動かす - FoodWatchJapan

    人類の歴史上、べ物が原因で戦争や革命に発展した例は枚挙にいとまがない。そこで今回は歴史上の大きな出来事を題材とした映画と、その出来事を誘発したべ物について見ていこう。 「マリー・アントワネット」のブリオッシュ シャルダン《ブリオッシュのある静物》 1789年に起こったフランス革命では、飢饉と貧困によってパンをべられないという国民の訴えに対し、フランス国王ルイ16世の妃マリー・アントワネットが「パンがないのならケーキをべればいいじゃない」と言い放ったことが国民の怒りを買ったと言われている。 ここでいうケーキとはフランスの菓子パン(ヴィエノワズリー)の一種であるブリオッシュのことで、通常のパンとは違ってバターや牛乳、卵、砂糖等がふんだんに使われていることからケーキと意訳されたようだ。今でこそ一般的なべ物となっているが、当時は富裕層向けの贅沢品であった。発言の真偽はともあれ、王侯貴族の

    食べ物の恨みが歴史を動かす - FoodWatchJapan
    hiroomi
    hiroomi 2019/06/03
  • メタノールという非関税障壁 - FoodWatchJapan

    セルビアの果樹園の悩みの種は夜になると森からやって来る動物たちだった。多少の柵など簡単に飛び越えてしまう彼らの悪戯を防ぐためにこちらの果樹園ではネットを張っていたが、翌日うかがった果樹園ではリンゴの木の根元にプラスチックの網状シールドが張ってあった。やって来る動物の種類を尋ねるとショーベルさんは「ウサギと、ウサギと……バンビを防ぐためだ」と教えてくれた。 のどかな風景は農業国セルビアの風物詩だ。 バンビ! 鹿は英語ではDeerだが、これは筆者にとっても単複同形という中学時代の参考書でしかお目にかかったことも使ったこともない英単語だ。 今回筆者のセルビア視察を案内してくれたショーベルさんはセルビア語とドイツ語ロシア語はペラペラなのだが、英語が苦手だと言っていた。後にも先にも、彼が英語で苦労していた場面に接したのはこのときだけだったが、3カ国語を駆使して東欧からロシア、オーストリアまで駆け回

    メタノールという非関税障壁 - FoodWatchJapan
    hiroomi
    hiroomi 2016/03/07
  • 雑感「日経レストラン」休刊 - FoodWatchJapan

    先週、フードサービス向けの経営情報誌「日経レストラン」(日経BP社)が2016年3月号をもって休刊するという発表がありました。 記者OBとしてたいへん残念に思います。 「日経レストラン」休刊のお知らせ(日経BP社) http://corporate.nikkeibp.co.jp/information/newsrelease/20160107.shtml 「日経レストラン」は1988年10月に創刊されました。私は1996年に日経BP社に入社して同誌の記者となりましたが、実はその前の1989年4月に柴田書店に入社し、同社の月刊誌「喫茶店経営」(現「café-sweets」)編集部に配属され、その夏に「月刊堂」編集部に異動となり、外産業の記者生活を始めていました。 「日経レストラン」創刊当時、関係者の合い言葉は「打倒『月刊堂』」「打倒柴田書店」で、そのことは柴田書店にももちろん伝わってい

    雑感「日経レストラン」休刊 - FoodWatchJapan
    hiroomi
    hiroomi 2016/01/16
    “私は1996年に日経BP社に入社して同誌の記者となりましたが、実はその前の1989年4月に柴田書店に入社し”
  • しょうゆ容器の開発競争 - FoodWatchJapan

    しょうゆは開栓後に酸化による劣化が起きる。これはしょうゆメーカーにとっては長年の課題だったが、2009年、これを解決する酸化防止容器を用いた画期的な製品「ヤマサ 鮮度の一滴」が発売された。新機能を備えた製品が現れると、他メーカーも負けてはいられない。工夫してさらに使いやすい新製品が登場するものである。社会と消費者にとって、このような競争は有意義と考えている。 【大豆変身物語が書籍になりました】 醤油造りのプロが書いた大豆の。大豆は豆として調理されるだけでなく、さまざまな加工品となることで人類に栄養を供給し、豊かな文化も花開かせてくれている大いなる豆。そんな大豆はどこから来たどんな豆なのか、そしてどんな可能性を持っているのか。大豆と半世紀付き合って来た技術士が大豆愛とともに徹底解説します。 横山勉「大豆変身物語」(香雪社) 経時劣化はしょうゆの弱点 しょうゆメーカーの多くが、お客様相談

    しょうゆ容器の開発競争 - FoodWatchJapan
    hiroomi
    hiroomi 2013/11/27
  • 値下げするとお客が減るのはなぜか?(6)「来店した後はペンペン草も生えない」と恐れられた「Hanako」読者 - FoodWatchJapan

    値下げするとお客が減るのはなぜか?(6)「来店した後はペンペン草も生えない」と恐れられた「Hanako」読者 - FoodWatchJapan
    hiroomi
    hiroomi 2013/07/25
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