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ブックマーク / www.mbsd.jp (6)

  • マルチバイト文字とURL | 技術者ブログ | 三井物産セキュアディレクション株式会社

    MBSDでWebアプリケーションスキャナの開発をしている寺田です。 前記事では正規表現でのURLのチェックについて書きました。今回はその続きでマルチバイト文字を使った攻撃について書きたいと思います。 前提条件 記事で想定するのは、ブラウザからパラメータとして渡されて来るURLを、リダイレクトやリンク等のURLとして使うケースです。その中でも、以下のようにサブドメイン部分(★の部分)を可変にする状況を主に想定します。 https://★.example.jp/… 攻撃の目標は、異なるドメイン(evil)のURLを与えてチェックをすり抜けることです。前回の記事にも書きましたが、この状況は(半角英数等のサブドメインしか受け入れないような場合を除き)「/」「?」「#」「\」のいずれかをサブドメインに入れることで攻略できることが大半です。 今回はこれらの記号が全て使用できないように対策されているこ

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    hiroomi 2023/02/17
  • ランサムウェア「LockBit 2.0」の内部構造を紐解く | 技術者ブログ | 三井物産セキュアディレクション株式会社

    すでに多くのニュースや公開記事で言及されているように、「LockBit 2.0」はリークサイトを持つ暴露型ランサムウェア攻撃グループの中で現在(2021年後半)最も活発である攻撃グループです。LockBit 2.0のリークサイト上では、いきなり窃取データが暴露されるのではなく、「被害組織名」とともに「暴露までの残り時間」をリアルタイムでカウントし被害組織に圧力をかけます。そのため、リークサイトに初めて掲載された時点においては被害組織と攻撃者間で金銭の支払いに関する交渉が行われているかもしくは交渉前の段階にあるケースが多いものと考えられます。 LockBit 2.0の開発者は自身のサイト上で、LockBit 2.0のランサムウェアが世界で最も暗号化速度が速く他のランサムウェアよりも優れていると、攻撃の実働部隊であるアフィリエイトに向け詳細にアピールしており、加えて他のランサムウェアには無い新

    ランサムウェア「LockBit 2.0」の内部構造を紐解く | 技術者ブログ | 三井物産セキュアディレクション株式会社
  • プロセス情報をデタラメにする攻撃「Process Herpaderping」の内部構造を紐解く | 技術者ブログ | 三井物産セキュアディレクション株式会社

    早速ですが、まずは以下の図1をご覧ください。 真ん中にメッセージボックスが表示されていますが、このメッセージボックスを表示するプロセスがどこから起動しているのか、つまり、実体EXEファイルの場所がこの図からわかるでしょうか? 図 1 プロセス情報がデタラメになっている様子 図1では、Process ExplorerやProcess Hackerで見る限り、プロセス名は「こんばんは!★」(拡張子なし)となっています。各ツールで表示されたプロセスのプロパティ情報を見ると、Process Explorerでは実体の場所がExplorer.exeであるかのように見えてしまっています。 一方でProcess Hackerでは、メッセージボックスのプロセスがMicrosoftの有効なデジタル署名を持っているかのように見えており、実体の場所が「こんばんは!★」を指しているように見えます。 では該当の「こ

    プロセス情報をデタラメにする攻撃「Process Herpaderping」の内部構造を紐解く | 技術者ブログ | 三井物産セキュアディレクション株式会社
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    hiroomi 2021/02/19
  • 企業名を名指しで脅迫する「Ragnar Locker」ランサムウェアの解析 | 技術者ブログ | 三井物産セキュアディレクション株式会社

    11月に入り、海外のメディアを中心にCAPCOMのサイバー攻撃に関する情報が広がっています。 該当のサイバー攻撃には「Ragnar Locker」と呼ばれるランサムウェアが関与しているという報道がされており、実際に「Ragnar Locker」の攻撃グループは11月9日犯行声明を公開しました。 それらの公開情報を元に調査を進めたところ、関与していると推測される検体の存在をVirusTotal上で確認しました。 記事では該当の検体に関する解析結果を共有します。 なお、記事で言及する検体については、弊社がVirusTotalにアップされていることを発見した後に、BleepingComputerなどの各記事の元となった検体と同一であることを、それらの海外メディアが情報源とした人物に確認済みです。ただし、弊社ではCAPCOMのサイバー攻撃で実際に使用された検体であるという事実確認は取れていませ

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    hiroomi 2020/11/17
  • 2017年度ペネトレーションテスト結果の考察 - MBSD Blog

    2017年度ペネトレーションテスト結果の考察 2018.03.27 プロフェッショナルサービス事業部 小河 哲之 筆者は主な業務としてペネトレーションテストや標的型攻撃耐性診断などを担当しており、2017年度に実施したテストの結果を分析してみました。まずは、筆者が実施しているペネトレーションテスト、標的型攻撃耐性診断がどういうものか簡単に説明したいと思います。 ペネトレーションテストはブラックボックステストと言われる手法を用いており、診断対象となるIPアドレスなどを提示いただき、対象とする環境に侵入できるか調査します。ブラックボックステストは攻撃者と同等に内部情報を把握していない状況からスタートします。実施するパターンとしてはインターネット経由で実施する場合とお客様のネットワークに診断用のPCを持参してオンサイトで実施する2つあります。どういうリスクを知りたいのかによって実施するパターンは

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    hiroomi 2018/04/02
  • Apache HTTP Serverのバージョンを当てる方法 | MBSD Blog

    2017.09.04 プロフェッショナルサービス事業部 米山 俊嗣 セキュリティ診断(Webアプリケーション診断やネットワーク診断)の結果、バナーに表示されたバージョンを隠しましょう、TRACEメソッドを無効にしましょうなどの報告をすることがあります。これらの設定は、サーバを構築する上での”お作法”ではあると考えていますが、この”お作法”を行ったから大丈夫というわけではありません。 今回はこのような設定を行っても、バージョンは特定できるものなので、やはり、パッチはしっかりと当てましょうというお話になります。 さて、Apache httpd 2.2.XはEOLが2017年12月と発表されており、2.2.34が最終バージョンになる可能性が高く、このタイミングで、リプレースやバージョンアップを考えている方もいらっしゃると思います。既に運用中のシステムで何か変えることは色々と難しいと思いますが、リ

    hiroomi
    hiroomi 2017/09/04
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